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私という物書きが抱えるSNSマーケティングの課題。今後の戦略。損切りか塩漬けか【小説家の夜休み vol.3】

おはようございます。
宇田でございます。

こちらの記事に綴った通り、TikTokとYouTubeに参戦してみたものの、完全にコケました。

短編小説の朗読動画(15分前後)のフルサイズをYouTubeに公開し、その一部分をTikTokに公開しておりましたが、これが見事にペケを出しまして、TikTokでは君と雪と怪人との朗読動画で2000再生を更新したものの、肝心のYouTubeフルサイズが11再生だったり、いいね率が1%に満たなかったり、外国人のフォロワーが突如として増加し始めたりと、理解に苦しむ展開が巻き起こっている今日この頃。

開設当初、毎週木曜20時更新と謳い、どうにか遂行しておりましたが、あまり効果はなかったみたいです。そもそもの話、TikTokとAI朗読の相性があまりよろしくないのではないかと、感じています。やはり一番は、顔出し書評やランキング形式の動画を、コンスタントに投稿していくことだと思いますが、それでも私はAI朗読に夢を見たいので、これからは少し方針を変えて、小説全体をAIに読ませるのではなく、各作品のブロックを抜粋して、1分30秒程度の動画を週3~5本投稿する予定です。今は、その為の作戦を組み立てているところです。

また、作家の名前にある程度価値が付くまで、YouTubeチャンネルも動かさないことにします。フルサイズの朗読動画一本作るのに約6時間要するので、これは一刻も早く見切りをつけ、損切りするべきでしょう。
ひとまずはTikTokで1000フォロワーを獲得し、ある程度固定のリスナーがつくまではライブ配信なども積極的に行い、顔を売り、名前を売り、そのうえで出版社に企画書を送るとか、同人文芸誌に作品を寄稿するとか、様々な可能性が見えています。

ダメ人間の羅針盤というタイトルにつきましては、我ながら素晴らしきネーミングセンスだと思いますが、多少味を損なってでも、より大衆の目に止まるようなチャンネル名に変える必要があるかもしれません。
作品と無関係な位置に属する要素なので、こだわっている場合じゃないということです。TikTokをマーケティングの主戦場にするのであれば、特に。尤も、宇田侑平という看板を傷つけない範疇でやらなければなりませんが、そのあたりはまあ、私の直感と裁量でどうにかするしかありません。

それか、いっそどこかの女性インフルエンサーと共謀して、

「小説家の彼氏がリアルにキツすぎる……」

みたいな旗を掲げ、私が脚本を書き下ろせば、それなりにいい線までいきそうですが、私の人脈と経済力で、その類いの演者やカメラマンを雇うことはできかねますので、ボツにします。


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