6.えんとつ町のプペル光る絵本展六本木ヒルズ ボラスタ体験記③
12月27日 撤収日
朝早くから集合し、まずは絵本を外し梱包していく。ほぼ全員で作業したので早い。あっという間に展示スペースが解体されていく。
絵本の収納ケースを運ぶトラックが到着するまで時間が空く。スタッフ全員で各自気になったことや反省点、良かったことなどを話し合う時間にはならず、トラック到着まで自由時間となったので、社会人女子3人で場所を変えて反省タイム。それぞれに思うことがあったようだ。それでも総じて若者たちの考えを尊重することを選択していた。
10代20代の感覚は理解しようとしてできるものでもない。自分の子供ですら何を考えているのかわからないし、わかり得ない。豊かな時代に生まれたが故の枯渇感の無さや、良い意味で感情の揺れ幅が少ないところに世代の違いを感じた。今までの常識はますます通用しない。反省しながら、彼らのやり方も受け入れ認めることができた。反省すらも正解を求めるための手段になってしまう。
最後に田村さんのお言葉から
「エンタメはめっちゃ細かい計算と緻密な準備と多岐に渡る創造力が必要」
おそらくエンタメだけではないかもしれないけれど、この言葉を読んだときに今回の絵本展でこれができていただろうかという思いを抱いた。これからイベントを開催する主催者はこの言葉を心に留めておくと良いかもしれない。
とても貴重な体験ができた5日間、機会を与えていただき本当にありがとうございました。