考えすぎだと思うけど
児童発達支援、放課後等デイサービスで働いて約3週間。
ほぼ毎日行かせてもらうことで、来所する子どもたちの様子を知ることができる。
知的障害のある子を対象にした事業所なので、発達障害の子は受け入れていない。
それぞれの特性に合わせた呼び名があって、知的障害は知的、発達障害は情緒、健常は定型、ダウン症はダウンちゃんというらしい。
そんな風に分けて呼ぶこと自体したことがなかったので、最初はビックリしたけど、わかりやすいというのはある。
ただどこかで分けることに違和感もある。
分けて観たいのは大人の都合だ。
定型の子を育てた自分から見て、何をもって障害とするのかがわからなくなっている。
あらゆる可能性を秘めている子どもという視点で見れば、どの子も同じだと思うから。
できないのが大前提。
最初からなんでもできる子なんてほとんどいない。
定型の子とて同じ。スピードが違うだけ。
一番大変なのは情緒の子かもしれない。親によって、知的にも定型にもなり得るから難しい。
ふと、この世界は白か黒しかないという投稿を読んだことを思い出した。
グレーを白か黒にする必要があるのかしら?
考えすぎかな。目の前の子から学ぶだけ。