オンライン勉強会『教えて西野先生!現場で使えるNFT術まとめ
11月26日(土)
オンラインでのNFT術の学び。
約1時間半にわたる講義。
今回はパソコンで見ながらスマホにメモをしていった。
教科書はないから耳の穴を大きくして真剣に聴かないと入らない。
メモを読み返してみると、わかりやすさがより鮮明になる。
NFTやDAOも非常にわかりやすい日本語に翻訳されていて勉強になった。
録音して文字起こしする方が正確なのかもしれないけど、その時私が拾った言葉を記録しておく。
どなたかのお役に立てれば幸いである。
はじめに
NFTが日本で流行らないのはなぜか?
NFTに詳しい人が横文字使いたがるから。
ミントとかAMAとかなにそれ?となる。
全ての手段にはリスクがある。
使い方を知って正しく使うこと。
知ることが大切でそれが一番の安全策である。
知識がないからエラーがおきる。
知識を仕入れて使い方を知ることが大切。
第1章 改めてNFTとは何か
NFTとはNon Fungible Token 非代替性トークンのこと。
非代替性トークンとは?
→替えが効かない唯一無二のもの。
替えが効かないものって何?
例 大谷翔平のサインボール、コンサートのチケット
替えが効くものって何?
例 千円札
これらは現実世界のもの。
ではネット上のものはどうか?
コピーし放題で持ち主が誰かわからない。
ネット上に出回っているデータの持ち主を証明したのがNFT。
ブロックチェーンという仕組みを使って証明している。
ブロックチェーンは中央がない。
みんなで管理して見張っている。
各々のサイフ(ウォレット)の中身をみんなが見れるので、自分が何を買ったかみんなにバレる。
第2章 NFTの歴史
NFTは過去3回ぐらい大きな波があった。
2020 10月 NBAのトップショット トレーディングカード
2021 3月11日 アーティスト ビープルの絵が75億で落札
同じ時期に ジャックドーシー Twitter創業者の初ツイートが3億で落札
2021 夏終わり〜2022 春頃 プロフィール画像(PFP)ブーム到来
デジタルサイネージがアイコンNFTで占められるほど流行った。
今世界ではPFPはオワコンと言われている。
日本ではオワコンになっていない。
日本人が勉強しないから波に乗り遅れている。
アイコンNFTはこれからまだ伸びる。
日本人は投資リテラシーの知識が低い。
世界では投機筋が参加しすぎてPFPの価値が下がったが、日本では投機筋の数がそもそも少ないので、まだ下火になってない。
現在DAO(後出)は投機筋を入れてガンガン儲けるか、投機筋が稼げない設計にしているかに分かれている。
第3章 Chimney TownのNFT実例
第0弾 2021 7月14日 みにくいマルコのページオーナー3点 1ページ100万ぐらいで落札
第1弾 2022 8月29日 ゴミNFT poubelle 54点 1点約100万前後で落札
第2弾 10月31日 プペルNFT 10000点 0.01ETHで販売 47秒でsold out 世界一を獲得
第3弾 11月5日 Chimney Town Landscape 14点 ファンがmidjourneyで描いたえんとつ町の背景NFT 0.1ETHで販売
NFTは共同幻想である。
みんなが価値があると思っているから価値がある。
信じることで価値を生むにはある程度の人数が必要。
価値があると判を押す人がいる。
AIでどれだけ上手な絵を描いても価値は生まれない。
えんとつ町の世界観が好きな人がAIアートを作って、「それ良い」と西野亮廣が言ったから価値が生まれた。
コミュニティにあやかって巨人の肩にのるしかない。
肩にのるのは早いもの勝ち。
第4章 NFTがこの先待ってそうな落とし穴
この先の予想として。
DAOとは分散型自律組織のこと。
NFTを買った人などが参加できるコミュニティを指す。
それぞれが主体性を持って動こうとする人たちの集まり。
主体性を持った人たちの中で自分たちが買ったNFTを二次展開しようとする動きが生まれDAO発で何かしようとする。
しかし、DAO発でNFTを元にしたアニメや漫画、ドラマや舞台化したものは確実に負ける。
プロが作った作品の棚に並べられたら確実に負けるから。
寄せ集めでは勝てない。
トップクリエイターは世界中から引き抜かれていて、
DAO内にはいない。
これは悪手である。
結局無価値なものに価値をつけてるだけのごっこ遊びだと気づいて夢が冷める時が来る。
負けない方法は比較される場所に出ないこと。
DAOが勝てない領域に進出したらその価値が下がる。
ブランドは負けないことが大事。
負けないためには戦わないことが重要。
クリエイティブの世界は付け入る隙がないので土台無理。
DAOの可能性はクリエイティブを外部委託する。
映画の制作委員会のような立ち位置でいること。
DAO発の何かは難しい。
今のままでは敗戦が続く。
勝てない戦はしない。
あと半年ぐらいで夢が冷めるターンが来る。
第5章 NFTは履歴書である
NFTは寄付や支援との相性が良い。
西野はお金儲けには興味がない。
チックタックの印税はラオスの小学校寄付に使った。
自分で寄付や支援したことは言いたくないけど、ちょっと知っておいてほしい気持ちはある。
昔からある、人の感情をつついてサービスを作る。
腕時計で凄さをアピールしたがる社長の気持ち。
社長は自分の凄さを語ってくれる人やものが必要。
これをNFTが説明してくれる。
NFTは寄付や支援を可視化してくれる。
それが履歴書になる。
そのためには個々で動いてはダメ。
障がい者支援に興味がある×NFTに興味がある人は少ない。
NFTに興味があるが障がい者支援に興味がない人に寄付、支援NFTを買ってもらう仕組みを作る。
寄付NFTはメダル型にする。
収集癖、コンプリート欲をつつく。
規格を合わせることが大事。
規格をなにで揃えるか。
どの観光地にいってもメダルが売っている。
人間の本能が求めるもの。
子どもに聞くとメダルを買っている。
メダルは欲しくなるアイテム。
興味を持ってもらう仕組みを作ることが大切。
NFTの可能性があるとするなら寄付や支援。
マーケットは世界❗️