ピア効果
11月の登録日本語教員国家試験に向けて、そろそろマジで勉強しないとマズいです。と日本語教師の皆さん全員思っているはず・笑。現役として落ちる訳には行きません。でも、国家試験第一回目ですから、受験者軒並み落とすなんてことはないはず、なんて甘い考えも持っています。
でも、日本語学校が主催する「国家試験対策講座」は便乗商売という気がします。受験者の不安に付け込んで、対策講座を受講させる魂胆。それに乗せられる新米日本語教師たち。・・・という構図。
勉強は、たしかに独学では不安です。情報も偏ります。私は、養成講座の仲間数人と勉強会を開いています。情報交換もありますが、教えたり教えられたりという関係がいい。これを「ピア効果」と言います。何より、効果があるのが、モチベーションの維持。これは、大学以下高校中学小学校でも採用したほうがいい。先生が一人でだらだら喋っている講義や授業は、まったく勉強にはならない。ラーニングピラミッドの最上位に位置するのは、「人に教えること」。だから、大学では、教えている私がいちばん勉強になっているわけです・笑。学生や生徒も、先生より学生に教えられるほうが分かりやすいということもある。先生方、このピア効果をぜひ講義や授業で、グループワークなどで取り入れてみてください。