大相撲11月場所総評
総評。エラそうですね。すみません。
今場所は盛り上がりに欠ける場所でした。そもそも福岡の人たちは相撲好きなの?と疑いたくなるくらい会場に人は入っていなし、拍手や歓声も少ない。以前から私が主張しているように、九州は隔年にして、札幌や仙台でも本場所を開催してほしいです。でも、近い将来ウランバートル場所とかできるかもね?
さて、今場所は大関霧島の2回目の優勝。成績は13勝2敗。立派なもんです。先場所変化で勝って11番で優勝した人とはエラい違いです。
しかし、どうなんだろ? まだ安定感には欠ける。横綱霧島、はまだピンと来ませんねー。
ここ数場所世代交代が激しいです。
近い将来、大関になるのは琴の若、熱海富士、大の里、という人たちでしょうね。大栄翔はちょっと難しいと思う。若元春は大関になるかも?と思ったがいったんリセットですね。朝乃山の大関復帰ですら、怪しい。
そして、念願の髙安の初優勝も、もうあきらめました。
豪ノ山は大関は分からないけど、大関候補(強い関脇)には確実になる。
今場所は、贔屓の若元春、朝乃山、遠藤、北の若がすべて負け越しで、がっかり。遠藤にはもう三役は望めないのか、北の若は上には通じないのか、と暗澹たる気持ちです。
さて、来年は1月場所は9年ぶりの木村庄之助登場。しかし、3場所限定(笑)。まあ、仕方ない。あんなに差し違いが多くて所作も無様な式守伊之助だったから。で、次の伊之助が決まっていませんね。そうこうしているうちに、木村庄之助引退でまた立行司がいなくなっちゃうので、早いとこ木村容堂を式守伊之助に上げてください。木村容堂しかいないでしょ。で、再来年には容堂の伊之助を庄之助にして、木村庄太郎を伊之助にしたらどうだ。
最後に一つだけ。
溜席で行司の後ろにいた着物のおばあさんが目障りだったなぁ。
おそらく竜電のファンらしく、竜電のときだけ着物の袖を振り乱して猿のように手を叩いて応援していた。その様の品のないこと。向こう正面には座ってほしくない。品よく観戦しているスナック田じまのママを見習ってほしいものです。