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テレビ番組の呆れた取材申込み

私のアフタースクールは、私が元広告マンとか、プログラムの量と質、ユニークなアクティビティなどが注目を集めて度々メディアの取材がありました。

紙媒体やWEB系の方は紳士的な対応の方が多かったが、テレビ関係者は最悪と言って良い。
テレビで取材してやるからありがたく思え
というスタンス。
交渉してくるのが、局の下請けの、その中でも立場の弱いADなので、本人もいろいろ振り回されているのは分かるが、
「今日中にパワポで資料つくって送ってくれますか?」
「え、今日中?」
「今日中じゃないと企画会議に間に合わないので」
(知らんがな)と思いつつも、その番組が全国ネットの有名番組だったりすると、急遽資料つくったりしました。
しかし、資料送っても梨の礫(つぶて)。

【礫:小石のこと 投げた小石が返ってこない。 梨は無しの語呂合わせ】

で、こちらから連絡を試みると、思い出したように、
「あ~、今回はボツになりました」
良くあることです、みたいな応対。
特に汐留、お台場系が酷かった。※私個人の印象です

みたいなことがよくあるので、テレビの取材にはあまりまともには取り合わなくなった。一度、「水曜日のダウンタウンですが」という取材があった。
ちょっと面白そうだったが、変にイジられても嫌なのでお断りした。

紙媒体でも怪しい取材申し込みがある。
「●●という雑誌で起業家のインタビューと施設のご紹介をさせてください」という内容。
あまり聞いたことのない業界誌でも、無料なら受ける。まあ、基本取材なので無料なのだが、有料という場合がある。記事広告ですね。そういうのは本当に聞いたことのない雑誌。実在を疑うレベル。で、インタビューに芸能人が来る(と言われた)。しかし、芸能人と言っても、あ~、そんな人いたかも~、という記憶の彼方にいらっしゃるような方々。リアルと言えばリアル。最近、メディアで見かけない人はそうやって稼いでるのかと、感慨深い。

それはさておき。
テレビ関係者はいまだに、テレビで紹介させてやるんだからありがたく思え、というスタンスの方が多い。

テレビ、見てますか? 皆さん。
ほんとめっきり見なくなったよね。見たとしても録画、CMはまったく見ないでスキップ。早晩、このテレビ局の広告収入モデルは破綻する。と思って、私も20年以上お世話になった広告業界に見切りをつけた。そんな話もまた書きます。

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