20時に「当確」出すな!

 毎々の選挙報道だが、これは本当に白けるし、投票した人を愚弄している。勝手にやった出口調査だけで「当確」を出すなんて。
 出口調査はそんなに信ぴょう性高いのか? 出口調査だけの「当確」は、20時ギリギリに投票した人の、いや当日投票したすべての人を愚弄している。「自分の得票」が無視された状態で結果を報じられるからである。オレの入れた票はなんだったのか空しくなる。ふん、じゃ選挙なんか行かなくていいのね。出口調査だけで選挙やれば?という気になる。ますます政治から人は離れる。それを意図しているなら本当にあくどいが。

 ここはひとつ、出口調査を無意味にしましょうよ!

 出口調査。私は一度だけされたことがある。結構テキトーに答えた。20代、性別ノーコメント、職業創価学会事務員、投票した人「アキノリ将軍未満」みたいな感じで。そもそも、どこの誰に票を入れたなんてプライバシーの侵害だ。答える義務などない。ですから、皆さん、出口調査に当たったら、デタラメを答えましょう。
 デタラメを防止するための手順があるそうだ。最初に「誰に投票しましたか?」と訊くと躊躇されるので、答えやすい質問、差しさわりのない質問から入ってくる。年齢や性別などは、だいたいの人は正直に答える。で、最初正直に答えたのが「デフォルト効果」となり、核心の「誰に投票したか?」の質問にも正直に答えてしまうという心理学をもとにした質問構成となっている。
 ですから、皆さんも出口調査に当たったら、まず性別のところで、女性は「男性」、男性は「女性」と書きましょう。若い人は「70代」と、お年寄りは「20歳」と書きましょう。で、最後は絶対当選しそうにない人の名前か、もしくは、入れていないのに「小池ゆりこ」と書くとか。とにかく、この出口調査をかく乱して、「あー、出口調査なんか意味ねえ!」とNHKのやつらに言わせてみましょうよ。

 選挙報道はさ、夜中になって「開票率33%、ついに●●候補、当確出ました!」という臨場感を楽しむものなんだよ。自分で自分の番組をつまらなくしてる、ほんとNHKって、ぶっこわれてる! 

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