街が歩きにくくなっている
思いませんか?
こっち行こうとしたら、同じ方角から人が来て、じゃ、こっち行こうかと思ったら、そっちからも人が来る。結局、かなりジグザグに歩かされる。
みたいな。
歩道や駅構内など、矢印があれば何となく人はそれに従いますが、そういうものがないと、右を歩きたい人もいれば左を歩きたい人もいる。
これは個人の感覚ですね。私は、何となく左に寄って歩きたい。でも、右から歩いてくる人もいるから交差する。避けようとすると、また別の人とぶつかりそうになる。
さらに厄介なのは、最短距離を歩きたいもんだから、斜めにザクっと鋭角に歩く人。
これ、どういう心理状態かと言うと、わがまま勝手になっているんですよ。世の中の人々、みんな。
自分利益しか追及していないんです。自分が得すれば、他人が損しようと平気。自分より弱い立場の人間を助ける気なんてない。損するだけだから。
そんなメンタリティが日本列島を渦巻いているんです。
ほんと、嫌な世の中になりました。
根底にあるのは、行き過ぎた個人主義。儲け主義。
それに拍車をかけている安倍晋三からの弱者を顧みない自民党政治。いまの増税メガネ政権。
人々から余裕がなくなっている。余裕がないので、他人のことを心配してなんかいられません。自分のことで精一杯なんです。そんな精神状態が、街を歩く人々にも反映しているのだと思います。