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米津玄師TOUR JUNK 大阪両日

2025.2/15.16京セラドーム スタンド席からの記録です

⚠️セトリ、演出、MCネタバレです⚠️

今回はオタクの感情丸出しです。すみません。

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会場が暗転。だめだもう泣く!始まったら終わりがみえてくる寂しい。暗闇と静寂のなかでバリバリと雷鳴と赤い稲妻が走るなか、静かに米津さんが現れる。
出てきたー!!俯いて立ってリズム取ってる。

1.『RED OUT』

衣装は灰白色セットアップ。マイクスタンドに両手をかけて歌う。“消えろ!消えろ!消えろ!消えろ!!““そんな目でみんな!!”の語尾ががなり声からのシャウト。怒りぶちまけてる…迫力すごい怖いぃぃかっこいいぃ…!客席から大きな拍手と歓声。


2.『感電』

ファンファーレが鳴った途端、両スクリーンに米津さんの姿がバッ!と映り会場大興奮大歓声かっこいいの念仏唱える自分。
“それは心臓を刹那に揺らすもの”
で体くねくね “見失っちゃうの”でおでこにお手てあてて探す仕草アイドル級。
お前はどうしたい 返事は要らない“のあと上下唇を“んまっ”てしたー!かわいいの念仏再び。
最後は狼みたいに鋭い目でモニター見据えてた。
心臓に稲妻。


3.『マルゲリータ』

キター!!!!!超絶キラキラくねくねーっっっ!!!
前奏でフォッ!と高い声出してニコニコご機嫌
へーびみたいにぃ”のとき眉毛下がって高音出すあの表情エモい。“XO XO“のあとまた唇んまっ!して悪戯に刃物(マイク)を客席に突きつける。
そこから先は闇のなか。


MC1日目

ゾォーもー!米津玄師でーっっす!!!」「いやぁー広いねーホール…じゃねぇ!ドームだ!こんなにたくさんの人がいて夢みたい」「後ろにもちゃんと届くように楽しんでいきたいんでよろしくお願いしまーす!!」

MC2日目

ゾォーもー!米津玄師でーっっす!!!」「いやぁー大阪!京セラドーム!…で合ってるよね?www」「初めてドームでやらせてもらって一緒に過ごせるのは喜ばしいです最後までよろしくお願いしまーす!!」



4(1日目).『アイネクライネ』

客席うわーってどよめく。ほとんど目を瞑って歌ってる美しい。眉間に皺寄せて切ない表情。“どーしてどーしてどーして!!!”を切迫感込めて歌う。
間奏のギター弾く姿は何度観ても釘付け。音源聴いてた頃は綺麗な曲だと思ってたけど 頭ブンブン髪振り乱して、こんな激しい曲だったのかっっ!て捉え方が180°変わる。
毎回感動を更新。

4(2日目).『メランコリーキッチン』

客席、シーン…からざわざわとどよめく。音源の若い声から今の声で初めて聴けた幸!!!
言葉めっちゃ詰め込んでる曲なのにギタージャカジャカ弾きながら歌えるのプロ!!(あたりまえ)ギター弾く手首のしなりが柔軟でかっこいい!この曲の間奏もこんな髪振り乱して弾くん!!驚!!


5.『LADY』

え!クリオネが花道歩いてきた…。
からだ全体発光してる 天使の輪っかと羽付いてる 後光も射してる 神様かなこの人は…いや…ちがう…ちがう。
白線をはみ出さずに歩いて…ううっっ泣…ちゃんと人間じゃん…その線からはみ出さないよう生きてきてさ…右に左に引っ張られながらバランス取ってさ…泣…泣…泣…
最後のサビ ジャケットのポッケに手突っ込んでそのまま横に手広げて、“僕らのストーリーライン”で客席見渡してにこって笑いかけてなんかめちゃくちゃ美しい人だった


6.『Azalea』

せーので黙って何もしないでいてみない?”で右手をポケットに突っ込みジャケットの裾がパタパタ動いてるのを目で追いかけていたら、 “いえぇー!!!”で突然右肩ガバー!!!って遠山の金さん状態!!何!?かっこいい泣!!!
後奏で両手おっきく広げてくるくるくるくる回転してた。


7.『ゆめうつつ』

舞台中央に白いカーテンが揺らめき、花道の頭上でも白い布がふわふわ泳ぐ。優しい浮遊感ある演出。
夜の淵で踊りましょう”でモニター見ながら優しく微笑みうんうん頷く、“君が〜”で客席ひとりひとりを指差して歌い、“また明日”でバイバイと手を振る。時々、唇“んま”ってする(これほんとかわいい)。語りかけ感すごいある歌い方。コロナ禍だけじゃなく今の時代にも通じる曲…何年経っても色褪せない。疲れたら必ず聴く曲。



8.『さよーならまたいつか!』

紅白再びキター!!!!
右手を腰にあてながら歌い笑顔可愛い。
空に唾を吐く”のがなり声、“さよーならまたいつか!”は艶やかな高音。声帯を変幻自在に操っている。
“ウヒャヒャ”
も悪そう。
100年先のあなたーに会いたい”でカメラさんドアップありがとう。“今恋に落ちて〜”で横ステップ昭和アイドル並みにキュート!!最後の“さよーならまたいつか!”でちょっとタイミングを置いてから、にやりと笑顔で横ピース
失神寸前…心臓ギュイーーーーーーーーン!!!!!!


MC1日目

「みんな元気ですかー!元気があってよろしいことで」
「ちょっとお水飲ませてくださいw」「大阪は昔、今川ってとこに住んでて…あれ?みんな知ってる?全然反応ねぇw あー知ってる?wwドームは来たこと無かったけどデカいねー!」「本当に幸福ですありがとうございます 思い出深い土地だからこそ同じ時間を過ごせて嬉しい」
今日という日は 何十年経てば忘れてしまうかもしれないけど でも消えて無くならないような そんな一日にしたいと思います どうぞ最後までよろしくお願いします

MC2日目

「ありがとうね」「18から20歳の頃大阪に住んでて その頃はドームなんて無かったけど思い入れ深い土地で 今川…東住吉区のね 住んでたんだけどw すごい大阪だなーそんな所でできてありがたいなぁ」「でも当たり前のことじゃない 来てくれてありがとうございます」「今日という日を 何十年後かに振り返って思い出せなくても忘れてても 消えて無くならない 何か残し続けれるために歌うので どうぞ最後までよろしくお願いします


9.『地球儀』

スクリーに映るアニメーションは誰かの葬儀だろうか。月日の移ろいと共に、残された少年と木が成長する様子が描かれていた。大切なものを失いながらも進み続ける姿が米津さんと重なって涙出てきた。さっき米津さんは「忘れてしまっても消えて無くならない」って言ってたけど、この景色も感情も絶対1ミリも記憶から無くなって欲しくなくてなんか悔しくて泣いてた。忘れたくないんだよ。



10(1日目).『POST HUMAN』

スクリーンのがらくたくんが火に包まれて街と共に焼けて消えてなくなった…もしかして大阪公演からフォトスポットのがらくたくんがいなくなったのも演出のひとつなのかな…。でもそのあとに火の粉がキラキラと星みたいにたくさん降ってきた。大切な人を失う時って同時に昔の思い出とか幸せだった記憶が美しく甦る経験をしたことがあるけれど、そんな感覚を思い出す演出だった。


10(2日目).『YELLOW GHOST』

やっと聴けたー!!スタンドマイクを握りしめて静かに歌ってたのに “この夜だけ離れないでいて”のあとの間奏から急に頭ブンブン激しすぎるくらい振っていて “!!!??よ、米津さん!?” てなった。
うんそうだよなこれこういう曲だよなって納得。



11.『M八七』

ウルトラマンの歌というよりはこれはもう米津玄師の歌
痛みを知るただひとりであれ” って孤独と痛みを知り、そこから強さを獲得してきた人にしか言うことのできない孤高の戦士…うぅっっ
“彼方の方へ〜”
ビブラートがめちゃくちゃ声伸びてて綺麗だった。


12.『Lemon』

米津さんに出会えた大切な曲…
大切な人を失ってしまった人と、亡くなる側の人の言葉が交差している歌詞だけれど、最初から最後までそれぞれひとりが歌っているようにも聴こえて、ふたりの愛はひとつの果実だったんだなんて素晴らしい歌詞を書く人なんだ!って感動したあの日の自分が蘇る。

こういう記憶や感覚が、さっき米津さんが言ってた“忘れても無くならないもの”なんだろな。

受け止めきれないものと出会うたび 溢れて止まないのは涙だけ”の部分はメロディアレンジがあった。


13.『海の幽霊』

スクリーンには「海獣の子供」のアニメーションが流れていた。ベース音がドームの底からずっしり響いていて身体の内側から揺れる感覚。すってぃ(Bass.須藤優さん)が音楽番組で「初めてこの曲聴いたときめちゃくちゃ衝撃受けた」って言ってたのを思い出した。
米津さんの声量がめちゃくちゃ強くて大きくて、“離れ離れても ときめくもの 叫ぼう今は幸せと” の高音が太くて美しかった。
自分が死ぬ時「風薫る砂浜で また会いましょう」て歌詞が頭の中で鳴ってたらいいなと思った。生まれ変わってもまた会いたい。


MC大阪1日目

「パソコンの前で一人で音楽作って本当に楽しくて 画面の向こうで聴いてくれる人達が確かにいて 夜中2時3時に眺めてくれてる人がいて 明日が来て欲しくないと願ってる人がいて 自分と同じような人がいるから希望を持てた ネットに救われ助けられたから今に至る」「ドーム決まった時は実感無かったけど 目の前に何万人いるその事実はなんて幸福なんだろう ありがとう ライブってありがとうを伝えるファン感謝祭だと思ってたけど こっちの方が祝福されてる あなた達よくここまで生きて来たね 」「この中に自分と同じように生きて来た人 またあらゆる人生 性格 属性 の人が今日自分の音楽を聴いてくれる 一瞬でもひとつの方向むいているのは得難いものがある 光栄です 今まで ここまで生きて来てくれてありがとう


MC2日目

「高校生でバンドやってたけど馴染めなくて自分は一緒に共同作業やるのすごい苦手で チケット売れないし 何やってんだろなって…でもニコニコ動画に出会ってすごく楽しくて自分一人で完結するのが気楽だった 今まで何にも共用できるものなく閉塞感ある自分にとって救われた気持ちだった」「こないだ子供の頃の携帯充電繋いだら付いたんだよ フォルダー見たら空の写真ばっかで何でこんな執着してたんだろって 昔の自分みたいに閉塞感感じてる人が深夜画面の向こう側にいて 夜更かししてて 明日が来てほしくない人がいて その時間が重要だった」「動画どんどん人に見られるのが楽しくてって繰り返して気づいたらココに立っていた(客拍手)色々困難あったけどまさか自分が東京ドーム…チッ(舌打ち)これねー何だろねー意味わかんねー!さっきちゃんと京セラドームって言えてたのにー!ww」「ライブって最初は人ごとで自分のコミュニケーションの範疇(←ここメモ曖昧)じゃなかったけどいざココに立ってみて沢山の人が足を運んで声出して拍手して いやそれをしてなかったとしてもココにいてくれてることが本当に嬉しい ライブはファンに対する感謝祭という心持ちだったけど何のことない こっちが幸せにさせてもらっている どうもありがとう ずっとここまで生きてくれてありがとう 聴いてくれる人がいなければ自分はここにいなかった これからも太く長く…強く!続いていけたらなと思います 今日は本当にありがとうございます 」


MC続き(両日よく似たニュアンス)

「でさ…次はこんなシリアスな曲じゃねーんだよw間の抜けた曲でww非常に困ってますwwどうしましょうww」(客席から拍手)耳に手を持っていきさらに両手をクイクイってしながら煽る(客席大拍手大歓声)
「あー!テンション上がってきたー!!!!みんなありがとーwww!!!! とまれみーーよっっ!!!」


14.『とまれみよ』

米津さんのテンション上げるのに客席みんなも米津さんも一丸となって頑張れた!!さっきこの曲のこと「間の抜けた曲」って自虐してたなw 雑誌のインタビューでこれ聴いて当時を振り返ると「あー悩んでおられますねー」って話してたの思い出した。

無事に帰れると思うなよ”でカメラをぐっと睨みうんうんうんて頷く。悪い顔してるなー。
はい さよなら描いてた未来”の“はーい”の部分で両手広げて天を仰ぐ。コール&レスポンス?不明。
次の歌詞が出て来なくてこめかみを人差し指でつんつんして結局同じ歌詞を2回繰り返す かわいい 無事に帰れない


15(1日目).『Flamingo』

花道をふわふわ歩きながらにこにこご機嫌。無事に帰れない確定。間奏で米津さんが前を通るたびに花道アリーナの女子が黄色い声を上げて懸命に手を振ってるのが見えた。その気持ちめちゃくちゃわかる。生きてるかな今。
米津玄師はもはやアイドル。


15(2日目).『LENS FRARE』

キター!!!スーパースター!!!(やっと聴けた幸!
ザッラザラの声で歌うのうま過ぎる…喉潰れないように歌えるのもプロのなせる技
そしてこの曲は舞台でこそ映える。映画『パーフェクトブルー』から着想を得て作られたらしいが、舞台上の米津さんが主人公の未麻にダブって見えて個人的にめちゃくちゃ感動した。米津さん表現力も凄い。


16.『毎日』

都会の雑踏音のあと “ダーン”とピアノ音と同時に、ソファに身を任せて座る米津さんにライトがあたる。前奏、手拍子を客席に煽るように両手をクイクイっ。
途中歌詞間違えてこめかみをまた指でつんつんかわいぃ。と思ってたら、“ぢっと手を見る”のが強つよでびっくりしたw
これが僕の毎日!!”はメロディからわざと外して怒鳴るように歌う。“七色の魔法も使えるのに”のあとに”うわっほー!”って楽しそうに叫んでた。
毎日だり〜なって歌なのに手拍子しながらめちゃくちゃ楽しかった


17.『LOSER』

始まった途端に会場大歓声!「ハーイ!!!」とひっくい声で挨拶してからの「まだまだ行けるかー!?」の叫び声でさらに歓声が沸く。互いの熱気と一体感すごい

長い前髪で前が見えねぇ”でわざと手で前髪をぐしゃぐしゃーとして顔を覆い、“愛されたいならそう言おうぜ〜”でカメラに顔を近づけて右目うぃんくー!!!!死…し…まだ死ねないっっ!!失いかけた意識をすぐ立て直し、組み立てられた鉄塔を登る姿を必死に追いかけた。
最後「うぉっほー!!!」の遠吠えで終わるの最高


18.『KICK BACK』

前奏のベースリフに合わせて頭を縦にぶんぶん。客席も凄い熱気で暑い
ランドリー”で舌巻き、音源よりかなり荒々しくザラついた声で歌う。“ラッキーで〜”でカメラ持って自撮り。目が鋭く光っててめっちゃ睨まれてる幸!
最後の“なんかすごいいいかんじ”は “超超超〜!!いいかんじー!!!”にアレンジ。叫んで音割れしそうだった!
ここ最高に最高にかっこいいし、つんくさーん涙!!てなる。


19.『ピースサイン』

もう何度も言っているがもはや人間エッフェル塔。長い脚を開いて長い腕を頭上に掲げ長い指でピースサイン。観客も同じようにピースサインを高く掲げる。

間奏の時ギターをジャカジャカ掻き鳴らし、次歌う時に前髪が顔面に全部かかっていてこれがなんか素敵なんです…本人邪魔そうで顔振ってるけど。

あとジャケット右裾が何度もギターの上に掛かるのが気になるらしく、ギター弾かない時に一生懸命にギターと体の間にジャケットの裾をぎゅうぎゅうに押し込みながら歌うその切迫姿が“なんか見た”感。
右裾さんありがとう


20.『ドーナツホール』

キター!!!会場大歓声なのに私泣いてる…
失われたドーナツの穴
って見つかる?探しても見つからない?それとも最初から無いものなん?
この曲聴くと小さな子供の頃を思い出して胸がギューってなる。自分はドーナツみたいなJUNK品かなぁ。

21.『がらくた』

スクリーンにはドーナツの穴から暗闇に進んでいく映像。次第にがらくたでできた穴(トンネル)が現れ、次に小さな灯りが点いて穴の全周が明るくなる。さらに木の根っこでできた穴に繋がり、次第に緑の葉が全体に茂る。

ここで映画『ラストマイル』の伏線回収をまた勝手にやっちゃって…ドーナツの穴とがらくたでできた穴と山崎拓が書いた2.7m/s→0のゼロ(◯)が繋がって勝手に感情崩壊決壊嗚咽…。

そして2番からの米津さんよーー!!!なんでそんな優しく微笑みながら歌えるのよー泣!!!!もうこの表情は菩薩です…泣。こんな生きることを肯定してくれる救いの歌をその表情で歌ってくれたらこれから先わたしはなにを返せばいいんだよぉぉぉー泣泣泣!!!!!!!

スクリーンは、トンネル全体が星や蛍や宝石のようにキラキラ光ってた。米津さんはスクリーンに向かって大きく右手を広げ、ジャーンの音で右手を下げて深々とお辞儀。「ありがとうございました、米津玄師でした」。


あー2番からの顔が頭から離れない離れない離れないぃぃ…こちらこそ本当にありがとう。こんなに広い会場の米粒みたいに小さなひとりひとりに、後ろの後ろのひとりひとりにまで音楽を届けて繋がってくれてほんとにほんとにありがとう。「今まで生きててくれててありがとう」ってさっき届けてくれた言葉、全部全部あなたにお返しします。米津さんが生きているから生きてる人いっぱいいるよ。


アンコール1.『BOW AND ARROW』

ニコニコしながら“うんうんうんうん”と頷くようにイントロのリズムをとるご機嫌かわいい顔見ると、さっきのナーバスな感情から切り替えれた。
行け行け〜”で観客の手拍子が楽しい!最後は長い人差し指を上に掲げていた。


MC(X参照)

メンバー紹介のあと、「次の曲はプラズマです…??あー!!!ちょっと待って!!チーム辻本の紹介を忘れちゃってた」「今日本当に素晴らしくてぼーっとするんだよね 楽しすぎて なんだろ 壮観で 幸福すぎて夢見心地で ふわふわしてて だから大阪と東京間違えてんだwwごめんね」

米津さんが幸せと言ってくれるのが一番幸せです



アンコール2.『Plazma』

始まって客席から喜びの歓声が上がり、ダンスナンバーに盛り上がる。間奏で両腕を前後に“よっしゃー!よっしゃー!”て筋トレみたいなのしてて、体操のお兄さんみたいだったww。

もしも自分の人生が安泰だったら、米津さんには出会わなかっただろうな。子供の頃から死にたいって思うことあったり、社会に出てからも消えたいなぁって願っていた時期もあった。そのたびに“生きてたら絶対いいことあるから”って呪文のように唱えながら生きてきた。
だから今ここにいれることが幸せでしかないし、そうやって生きてきた自分が間違いではなかった。米津さんに会えてよかった。


アンコール3.『LOST CORNER』

エンジン音の後、車に乗りながら登場。舞台から車が降りて、まさかの米津さんが客席を歌いながら回る。客席超絶興奮。米津さんは歌いながら手を振ってずっとずっと笑っていて楽しそう

探しに行こうぜ マイフレンド 海が見えるカーブの向こうへ”で銀テープが空を舞う。キラキラ落ちてくる景色がスローモーションみたいに時間が遅くなった。

舞台に戻った車のなかからぬいぐるみの猫ちゃんを掴み取り、客席にふわっと投げる。ちゃんと届いたかな?みたいな表情で目を細めて確かめてから、うんうんと頷いて微笑んでいた。最後までかっこいい!泣


どーも米津玄師でしたありがとうございました!また会いましょー!
長い右手を大きく広げ、客席に向かって深くお辞儀をしたあと、見上げた表情が清々しく爽やかで、目がキラキラしていた。
大歓声と長く続く拍手を、その大きな体ぜんぶでしっかり受け止めようとするかのように立ち、この光景を目に焼き付けるように、瞳が振るえるように輝いていた。


エンドロール.『おはよう』

舞台が暗転し、スクリーンにスタッフやダンサーさんの名前が流れる。会場が大きな拍手と「ありがとー!」の声が飛び交っていた

米津さんは“音楽を通して人と対話すること 人と繋がることを諦めなかった”から遠くまでここまで来れたんだ 。「片田舎で音楽のこと通じる人いなくて(話しする人はいたけど)バンドもうまくいかなかった」ってMCで言ってたけど、ずっとずっとずっと諦めずに人とコミュニケーションを取り続けるその熱意と努力こそ人なみ外れていたと思う。対岸の人の話しまで受け入れて 傷つくこともたくさんあったはずなのに、音楽作ってあなたと話しがしたいって。米津玄師は音楽作れる天才だとか、純度の高い音楽を作る為に膨大な努力をしているとか、その前に 、米津さんは人との繋がりや社会との繋がりを絶対諦めない人だった。本当に強い人だよ。

米津さん本当にありがとう。
人生で一番幸せで楽しい大切なライブになりました。
どうかこれからの公演と海外ツアーが素晴らしいものとなりますように。