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「第1回特別養子縁組当事者による全国フォーラム2023」に参加しました

特別養子縁組当事者、支援者の交流・つながりを目的とする、「第1回特別養子縁組当事者による全国フォーラム2023」が開催され、環の会の「Youthの会」のメンバーが参加しました。
参加したメンバーからの感想です。

■Youthの会 会長 志村歩
これまでの他団体との交流といえば養子当事者との交流がメインであったため、養親当事者や支援団体の方々とのお話は新鮮なことばかりで今後の自分たちの活動に対して非常に学びある時間であったと感じます。
広い視野を持って活動していくためには、今後も定期的に他団体の空気を取り込んでいくことが必須と思います。細々とでも定期的な交流を実現します。

■Yu
まず養子当事者同士の話を聞いていく中で、率直に自分のルーツ(出自)を知ることが、如何に難しい事なのかを今日思い知らされました。
私自身、環の会や育て親のサポートがあったお陰で、ある程度自分の出自を知ることができました。
その反面、テリングを一度もされていない状況や意図せず養子であることを知った際に、そもそも何も知識のないゼロベースから自身で納得のいく答えに行き着くまでのプロセスが極めて困難な状況にあると感じてしまった。
ただ、支援機関のお話を聞いて、民間/行政問わず問い合わせの受け皿をまずつくり、出来る限りのサポートをする取り組みが開始された事を知り、課題解決に向けて少しずつ前進している事に対して、継続して支援の輪を広げていく重要性を再認識しました。
これまでほぼ前例にない取り組みだと思うが、様々な環境、立場、理念が違う人々がいる中で、共通の課題を通して意見交換できたことは、とても刺激を受けたし、自身にとってもプラスに働いたと思う。
現状(問題)に対して、あるべき姿へと変えていく活動の大切さを再確認することができたので、今後もこの取り組みを続けていきたいと切に願っています。

■Nao
養子当事者のみならず、養親、支援団体とさまざまな立場の方と交流、意見交換の機会をいただき、大変勉強になりました。
これまで環の会以外の養子縁組経験者と話をする機会もなかったので、改めて養子にも多岐にわたるバックグラウンドがあることや、テリングが一般的ではないことを知り勉強になりました。
今後もこのような機会があれば関わって行きたいと思います。
そしてこれからも継続してOriginさんはじめ様々な団体との交流の機会を設けたいと考えております。団体の方針の違いや、考えの違いなどを理解しながらまずは近しい考えの団体とのネットワーク形成からスタートできるといいなと思います。

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