Youthの会がつなぐ養子縁組の輪
環の会Youthの会のメンバーが、特別養子縁組に携わっているNPO法人「Baby ぽけっと」さんのシンポジウムでお話しする機会をいただきました。
シンポジウム後、代表の岡田卓子様よりメッセージをいただきましたのでご紹介します。
新鮮で納得のできる養子当事者の言葉
この度は当会のシンポジウムにyouthの会の会員さんには大変貴重なお話を沢山聞くことが出来て参加者たちも感激しておりました。
私達も十分理解しているつもりでしたがあらためて養子の当時者本人から話を聞くと新鮮で納得できることばかりでした。
ぽけっとも15周年を間近に控えて何かにつけて「そうだろうなぁ」という考えだった事がyouthの会の3人の口からお話がポンポン出て来てそれらが同感だったことが多く、うちの子供達はまだ大きくても高校生か中学生なので幼さも残り恥ずかしさ真っ最中なので、なかなか本音が聞こえずに周りの大人たちはだろうな、多分ねと言う認識の話がもっぱらでした。
養子としてズバリ、たとえば「生みの親を恨んでいない」とか「実親より後から来た妹の方が嫌い、でもきっと将来的に面倒を見る事になると思う」などと当たり前かと思っていたのを養子の口から聞けたので新鮮だなぁと感じたのです。
出自を養親に詳しく聞いてはいないけどあまりそれは関係ないかなという意見も納得のいくものでした。
新鮮と感じるのは個人差でしょうが。
特別な意味ではありません。
しかし養子自身の口から出るからこそ新鮮だなぁと感じました。
変でしょうかね。
しかし大先輩の団体のお子様達の成長を見せて頂きぽけっとの子供達もあと10年、その前に出来るかなぁ??
同じようにうちの子供達も「やろうよ」と声を上げてくれたらこんな素晴らしい事はないと感じました。
私はyouthの会の皆さんが「小学校の高学年頃から塾や部活など忙しくなり段々行事に参加しなくなり大学生や就職して事務局に顔を出してみようかとまた集まるようになって・・・」という言葉を聞いて同じだと思いました。
子供が小さいうちはマメに養親達は顔を見せてくれますが成長と共に元気にしているでしょうがなかなか会えない。
でも離れないで欲しいなぁと思っていたらまた同じ話をしてくれたので嬉しかったです。
安心しました。
当会の子供達はまだ1期生でも中学生でなのでyouthの会員さんのようになるにはまだ10年ほどかかかるなと思います。
そして時間の経過と共にいつかは懐かしい顔を見せるんだと思うとその時に本部がなくなっていたら悲しいし不安にさせてしまう、これは元気でちゃんと活動を継続して遊びに来る子供達の為にも私達は頑張らねばと幹部たちと語りました。
分かってはいてもこうしてあらためてお話を聞かせて頂くと自分たちのしている事や考えている事は間違いではない事に再度納得する事が出来ました。
私達のずっと前を歩まれている環の会さんです。
今後もご指導をお願い致します。
楽しい時間でした。
会員一同感謝を申し上げます。
ぜひまたyouthの会の皆さんの更なるお話が聞けたら嬉しく思います。
ありがとうございました。
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