どこからどこまでが和菓子と呼べるのか?
納豆好きな人を見つけるのに
その人の外見だけを
まじまじと観察してるだけじゃ
その人が本当に納豆好きなのか
知る由もない……。
まずは知るためには
どうしたらいいか?
そりゃ、
聞くよね。
『納豆はお好きですか?』
って。
なんの話をしてるのかっていうと
これって
マカロンよね……?
あれ?
このお茶会、
《和菓子》を出すって言ってたけど、どういうこと?
マカロンって
フランスからじゃなかったっけ?
えーっと、
まさか《仏の国》って書いて
日本のって言う気じゃ……
なんて、
しょうもないこと
考えてないで、
まずは一口、
食べてみて!
と、
言いたかったんです。
その人の本当の魅力も
そのものの本当の美しさも
かじってみなきゃわからない。
分かち合ってみたときに
はじめて知る、いままで
目に見えていなかった世界に
驚きと感動が待っているのではないでしょうか。
伝統の先にある革新と
革新の先にある伝統。
そんなことを感じさせる逸品でした。
2018年10月の第8回のお茶会のお茶菓子の話でした。
残念ながらこのお菓子を取り扱っていた数寄屋橋茶房さん、2020年1月に閉店となってしまったそう。天井の高い和モダンと呼ばれるような心地いい空間もよかったのだけど残念...というわけで、回顧録のような感じになってしまいました。
◎数寄屋橋茶房(白いマカロン)
https://ginza.tokyu-plaza.com/shop/detail_644.html