ふたりぶん。
コンビニでアイスを買うとき。
映画館の座席を予約するとき。
お茶碗にお米を盛るとき。
いつの間にか、自分のものだけではなくて、
彼女の分も考えて用意することが習慣になっていた。
彼女が東京に越してきて数ヶ月が経った。
最初の頃はただ一緒にいれることが嬉しくて、
今まで出来なかったことにワクワクしたり、
ホッとしたり、それまでの「憧れ」みたいな過ごし方に幸せを感じていました。
でも最近は、日常の中にある小さな幸せを見つけることが多くなり、あえて特別なことをしなくても自分は幸せだなと感じます。
遠距離恋愛を経験すると、
同じ空間にいるだけで特別なんです。本当に。
向かい合って話すこと、一緒に歩くこと、
そんな些細なことでも幸せに感じるようになったのは、遠距離恋愛のおかげだと思っています。
天気予報を見るときだって、
「今日は晴れてるね」
「今日は午後から雨が降るみたいだよ」
「最高気温は〇℃だって!」
今まで2地点見ていたものが1地点になったこと、
同じ場所で太陽の光や風の冷たさを共有できるようになったこと、とても些細ですが、確かな幸せです。
そんな僕が最近感じるようになった幸せは、
何をするときも「ふたりぶん」で考えるようになったことです。
コンビニのアイス売り場を眺めているとき。
映画のチケットを買い、座席を予約するとき。
お茶碗にお米を盛るとき。
自分のものだけではなくて、
彼女の分も用意すること。
それが、自分の中で自然な動きになっていくようになりました。
アイスを食べながらホッと一息つく瞬間も、
映画館へ足を運ぶときも、
ご飯を食べるときも、
2人分の用意をすることで幸せも倍増です!
隣に居てくれる彼女のために準備できることは僕の幸せの1つです。
先日、こんな投稿をさせて頂きました。
日常に転がっている小さな幸せを見逃さないように、大切にしないとな、と思って書いたものです。
きっとまだまだ見逃してしまっている小さな幸せがあると思いますが、自分たちが少しでも幸せになれるような発見があるといいなと思います!
最後に、僕が大切にしている言葉を書いておきたいと思います。
「小確幸」・・・小さいけれども、確かな幸せ
村上春樹「うずまき猫のみつけかた」より
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