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あなたのビューが増えるマガジン(マガジン営業)はあなた以上に主催者のビューが増えている。

2024年9月1日更新.関連記事を記事の終わりに加えました。

noteを1年間全力でやってみる』に挑戦中。踊るアホウドリ、岩鍋わらべです。この記事を書いているのは2024年8月26日5時15分です。早朝です。目が覚めてしまったので、水を飲み、スマホでnoteを見ていたら、あることに気づいてしまったのです。

ひょっとしてこれは、noteユーザーをカモにする新しい情報商材の手口になるんじゃないか?と。

この記事は、note考察記事であり注意喚起でもあります。決定的な証拠がなく、僕の考察と言ってよいか怪しい憶測を基に話を進めていきますが、僕にはわかる。

Webサイト運営でどうにかこうにか10年以上ネット界隈のすみっコで食ってきて、いろんな悪党を見て来た。自分のようにブログで稼げると働き盛りの大人を騙して、限界集落に引っ越しさせて自分の内弟子にするという吐き気を催す邪悪も見た。

だから確信できる。これは初心者をカモにする情報商材に使えてしまうと。

早朝にテンションがおかしくなったバカの妄言かどうかは記事を最後まで読んで判断してください。僕は共同運営マガジンに代わる、新しい情報商材の手口になると考えています

具体的なマガジン名・アカウント名は全て伏せさせていただきます。相手の名誉を守るためと僕の保身のためです。この記事を読んで、相手を特定しようとするのではなく、こういう意図があることを知り、自己防衛をしてください。

2024年8月28日追記.
名前を伏せていたのに、この記事をマガジンに追加された僕はどうすればいいのだろうか。それともこれから怒られたりするのだろうか? もしくは名前を出してもいいということなのだろうか。いや名前出さないけどね。

それと僕も非常に悩みましたが、この方々が悪いと言っているわけではありません。「マガジン営業」はビュー稼ぎ、情報商材に悪用できるシステムだと言っています。だからダンガンロンパだ逆転裁判だみたいな議論を実はしたくない。こんなこと書いておいて、この言い分は卑怯極まるがめんどい。


あなたのビューが増えるマガジンとの遭遇

事の発端は昨日、8月25日。僕の記事がマガジンに入れられた通知に気づきました。それも、短時間に複数。マガジンに入れてもらうことは珍しいことで、どんなマガジンが僕の記事を入れてくれたのか気になり見に行きました。

それが「あなたのビューが増えるマガジン(仮名)」でした。

  • noteを盛り上げるためにやっていること

  • マガジンに追加されるとビューもスキもフォロワーも増える

  • マガジンのフォローと紹介した記事を読んでほしい

  • 自信のある記事を教えてくれたらマガジンにいれる

  • マガジンが育つことであなたのビューが増える

という趣旨でした。メリットをやけに強調することに引っかかりはしたものの、こういう使い方もあるのかと流しました。なにせ僕も同じようなことをしていたからです。

それが僕のマガジン、「岩鍋わらべのこのnoteが面白い!」です。

参加者にはほぼメリットがないくせに確実にデメリットがあり、主催者には莫大なメリットがある共同運営マガジンの言う。「共同運営マガジンを通してnoteを盛り上げるコミュニティをつくりたい」という戯言にぶち切れてつくったマガジンです。

本当にnoteのことを盛り上げたいならこういうことすればいいだろ!と怒り勢い任せに作ったのが以下のルールです。

  1. 興味のある記事がマガジン内にあれば読んでください。

  2. スキとコメントしてあげて。クリエイターにとってのガソリンです。

  3. コメントに僕の名前は出さないでください。記事の感想だけ書いてください。

  4. 取り上げるかお約束できませんが、この記事のコメント欄でおすすめ記事を教えてください。(自薦禁止)

  5. このマガジンをフォローしてください。

  6. なんなら同じ趣旨のマガジンをあなたも作って!

  7. 一緒にnoteを盛り上げよう!

一見すると同じようなことをしています。

「あなたのビューが増えるマガジン(仮名)」は記事のクリエイターにメリットを説明する内容で、僕のマガジンはクリエイターではなく読者にお願いをしているという違いはありますが、やっていることは同じです。

他人の記事をおすすめする。

悪いことではない。むしろ良いことと分類される行動です。多少きな臭いと感じながらも、同じようなことをしている人がいて安心し深く考えずに有料記事の追記作業をはじめました。

まさか、他人の記事をおすすめすることが、ビュー稼ぎになるとは夢にも思わずに。

他人の記事をおすすめするだけでビューは稼げてしまう

話は今朝に戻ります。目が覚めてしまって麦茶を飲み、スマホでnoteのダッシュボードを開くと、6700ビューになっていました。8月24日に5000ビューを超えたばかり。ビューの増加数が上がっている。

何が読まれているのか確認して驚きました。

フォロワー1万人のアカウントに記事でとりあげてもらったこの記事でもなければ、

初めて書いた有料記事で色んな記事から誘導しようとしている、この記事でもなく、

先ほど紹介した「岩鍋わらべのこのnoteが面白い!」でした。この記事は8月23日に公開したばかりの、他の記事の補足説明として書いた記事で、読まれると思って書いていませんでした。

別の記事で説明しているようにビューはPVではなく、noteのタイムラインでの表示回数も含めた、水増しされたPVであり、X(Twitter)のインプレッション数とほぼ同じものです。

そのためマガジンにフォロワーがつけば、その特性上、多少はビューは増えると思っていました。ですがこの時点では、マガジンのフォロワーは7名。僕のアカウントのフォロワー数がこちら。

noteを始めたばかりとはいえ、この程度の規模で僕が全力で書いた記事をごぼう抜きにしやがったのか!? 他人の記事をおすすめするだけのマガジンに固定しているページが1番ビューを稼ぐのかよ!?

やっぱビューって指標は問題あるな、ビュー稼ぎだけしたいなら、自分の記事すら書く必要ない……じゃん……。

……僕程度の規模でこのくらいビュー稼ぎができるならよ。「あなたのビューが増えるマガジン(仮名)」はどうなってんだ?

「あなたのビューが増えるマガジン(仮名)」を調べてみた

あなたのビューが増えるマガジン(仮名)」の開設者のアカウントのフォロワー数は約200名。マガジンをフォローしている方の数は確認できないのですが(マガジンの開設者しか確認できない?)、マガジンに追加されている記事数は1000本以上。月別にみるとマガジン自体は2020年からあるものの、今月(24年8月)だけで1000記事追加しています。

24年8月に何か大きなキッカケがあったようです。

……これか?

記事をオススメする機能は、2024年7月29日をもって廃止となりました。

noteヘルプセンター

noteを開設する前に廃止された機能なので、記事の「オススメ」がどういうものだったのか全くわかりませんが、この機能の代用として始めたのかもしれません。どのような問題があって廃止されたかわからないのですが、ビュー稼ぎに使われたということでしょうか?

ともかく「あなたのビューが増えるマガジン(仮名)」の開設者は、24年の8月になってから活発に活動をはじめ、1日に40記事もマガジンに追加しています。

いったい何のために? この方、メンバーシップも有料記事もやっていません。何の利益も無いはずなんです。このまま終われば、noteが好きな方だなで済むのですが、当然終わりません。

「あなたのビューが増えるマガジン(仮名)」は、フォロワー数5000人越えのアカウントがやっているマガジンと同じことをしていました。つまり、「シン・あなたのビューが増えるマガジン(仮名)」がnoteにいる。

「シン・あなたのビューが増えるマガジン(仮名)」

このアカウントは有料記事と有料マガジンをやっています。マガジンの説明記事でnoteダッシュボードのスクリーンショットを貼り、ビュー数を公開しています。

「シン・あなたのビューが増えるマガジン(仮名)」に追加されたことでビュー数が増えたことを喜ぶ人のコメントや記事も紹介しています。

公開されているビューのうち、どの程度がマガジンからの流入かはわかりませんが、短期間でこんだけフォロワーとビュー数があることを知れば、思わず誰だって真似したくなります。

「あなたのビューが増えるマガジン(仮名)」はこれを目指していると思われます。そう。問題は誰だって真似できてしまうことなんです。

ビュー数は多いけど記事の読まれないアカウント

noteでよく見かける情報商材の手口は以下の手順で行われます。

  1. 実績をアピールする

  2. 有用な無料記事を書き信頼させる

  3. 有料コンテンツを売る。

これ自体はまっとうな商売で問題はありません。これにケチをつけたら、何もできなくなります。このどこかの段階で実体のない嘘が紛れると、うさんくさい情報商材屋になり果てます。

  • 実体のない実績をアピールする

  • 再現性のないやり方を誰でもできる方法のように教える

などが考えられます。今回問題になるのは「実績」の部分です。

ビューはnoteで確認できる唯一の指標のため、使わざるをえません。僕も使っています。ですが、先ほど書いたように、ビューは読まれた回数を意味するものではなく、簡単に増やせてしまう、いい加減で曖昧な数字です。

アカウントのビューの数が多くても、その人の書いた記事が読まれているとは限らないという状況が発生します。X(Twitter)で問題になっているインプレゾンビと少し似ています。

インプレゾンビはツイートの表示回数はとても多いですが、フォロワーはつきません。noteのビューはあるけど、記事が読まれているか誰もわかりません。

共同運営マガジンを利用したビュー稼ぎの場合は以下の手順で行われていました。

  1. 相互フォローをする(フォロワー数が増えることで表示されるタイムラインが増える)

  2. 高頻度の投稿(投稿数により表示される回数が増える)

  3. 記事が読まれていなくてもビュー数が増加

  4. ビュー数という実績をアピールし信頼度を上げる

  5. 信頼度を元手に共同運営マガジンの参加者をつのる

  6. 共同運営マガジンの固定ページを自分の記事にすることで、共同運営マガジンを見た回数がそのままビューになる

  7. 実績をアピールし有料コンテンツへ誘導

というような流れで行われます。まだこの先があるのですが、長くなるので省きます。共同運営マガジンは問題がありますが、「信頼度を元手に共同運営マガジンの参加者をつのる」というのがやはり難しく、100人弱の人を集める必要があります。

では「あなたのビューが増えるマガジン(仮名)」を使ったビュー稼ぎはどうか。共同運営マガジンを利用したビュー稼ぎのデメリットがありません

「マガジン営業」を使ったビュー稼ぎの方法

  1. マガジンをつくる

  2. 記事やアカウントを紹介しまくる

  3. 返報性の法則(返報性の原理)により、相互フォローなしにフォロワーが増える

  4. ビュー数・スキ・フォロワー数などの実績ができる

  5. 実績をアピールして(以下略)

相互フォローも毎日投稿も人を集める必要もありませんnote開設初日から始められます

……。ヤバくないかこれ!? 

共同運営マガジンですら、僕の心の中の炭治郎が存在してはいけないと言っていたのに、こんなん無言で斧やら刀やら投げつけるレベルであかんやつや!

しかも厄介なことに、参加者は何もしなくていいんですよ。勝手にやられて、何か知らないうちにビュー数やらスキが急増するから恩に感じて、有料記事を買っちゃうという流れを作ってるんですよ。

何よこれ。これええのかな。なんかこう。バカだからわかんねぇけどよ。これダメなヤツなんじゃないの! ねぇ!?

noteは情報商材屋にとってチョロすぎる件

僕は2024年8月8日に開設したばかりで2週間ほど利用しただけのnote初心者です。だから知らないことや誤認していることは多々ありますが、noteは情報商材屋にとって激アマ環境じゃないのか?と思うのです。

有料記事を審査なく作れて、ビューとかいう唯一の指標は、ほんとうに簡単に操作できてしまう。嘘をつかずに実績をつくることができるんです。

なんならビュー数をアピールさせることで、新しいクリエイターの宣伝文を考えずに済むようにしているんじゃないのか?と邪推すらしてしまいます。

100万ビュー突破の人気noterの本が発売!とかやるために。

同じ穴の貉の釈明会見

貉なのに踊るアホウドリとはこれ如何に、岩鍋わらべです。

僕も似たようなことをやってしまっているわけですが、釈明させてください。

僕の目的は、とうてい役に立つとは思えないのに、僕より稼いでいるであろう怪しい情報商材を売るアカウントの足を引っ張ることです。そして、それよりマシな有料記事を売って稼ぐことです。

同じ穴の貉の目くそが鼻くそに嫉妬して、肉を切らせて情報商材系アカウントの骨を折るために、記事を書いています。

五十歩百歩に見えるし、実際そうかもしれませんが、本音で書いてるし本気でやっています。「あなたのビューが増えるマガジン(仮名)」を使ったビュー稼ぎについてはマジで知らんかった。

本当によかれと思って

をつくりました。だから焦ってこの記事を早朝から書いています。

このマガジンについては続けたいけど、状況によってはやめるかもしれません。というかこれが一番読まれているとか仕方がない部分もあるが恥ずかしい。

有用なものは悪用できるとは言え、共同運営マガジンに対抗するためのアイデアが余計ヤバい危険性を孕んでいるとかなに? ゴジラVSデストロイヤー? オキシジェン・デストロイヤーでも作ったのかな僕?

このネタがわかる方はコメントくれよな、兄弟。

ほんとネット界隈と言えばいいのか、金と承認欲求が絡む業界は業が深い。

崇高の使命を掲げたミッションと詐欺師のきれいごとなのか見分けがつけられず、そして証明できないため、今回登場したマガジンやアカウント名は伏せさせていただきました。

冒頭に書いた通り、特定することはやめてください。しかし、「マガジン営業」を使った情報商材への誘導は、非常に簡単であり、今後増えると考えています。

2024年8月31日に確認したらフォロワー200人から400人に、6日で200人増えています。……これはどうなんだろうな。モヤっとする。だってこれ1日平均100記事マガジンにいれてるんだよ?

読んで判断しているとは思えないんだよな。証明のしようがないし、自由に使用される範疇ではあるんだけど、モヤっとする。気に食わん。

有料記事を買う前に、一日置いて冷静になってから購入を検討してください。優秀な人ほど自然にあなたを誘導しています。そして、誘導された先にあるものが、あなたにとって意味のあるものとは限りません。

……ところでたったの100円であなたのnote記事が読まれるようになるかもしれない記事があるんだけど、どうだい? 今ならTwitterで拡散すれば0円! いやぁお得だねぇ。おじさんなら絶対に買うね!ということでいかがかな?

ここまで書いておいてなんですか、僕が知らないだけで既に対策された使い古された手口だとしたらお笑いください。

2024年9月1日新記事を公開しました。

このnoteは「好きなことで、生きていく」に失敗した人生詰んだおじさんが開き直って、色々なことに挑戦する記録を残していきます。スキ♡とコメントは挑戦の原動力です。応援よろしくお願いします。踊るアホウドリの次の挑戦をフォローしてお待ちください。

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岩鍋わらべ│踊るアホウドリの挑戦
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