私たちのフェミニズムvol.10
皆さんこんばんは、運営メンバーのイッセイです。
停滞前線が日本に長居することを決めたらしく、なかなか雨が止みませんね。今も雨の音を聞きながらノートを書いています。
今日は私にとってフェミニズムとは何か、ジェンダーロールとは何かについて簡単に書こうかと思います。
フェミニストってなぁ〜に?
「男嫌いの女!」
「違います。」
「左翼の女!」
「違います。」
自分はフェミニストですって言ったら、男嫌いの女だとか、リベラルだとか、すぐにラベル付けされる気がします。
自分は男ですが、フェミニストのサークルに所属しています!って言ったら、「でもお前男じゃん(笑)」って言われたことあります。
日本ではフェミニストという言葉はネガティブな意味を持つようになってしまったのでしょうか。
自分は、男女平等を願ったり、そのために活動したりする人はみんなフェミニストだと思っているのですが、別の定義を持つ人も多くいるようです。
でも、定義が何かで言い争うのも無駄かもしれませんね。目指すものが同じなら、フェミニストであろうがなかろうが、関係ないですね✌︎('ω'✌︎ )
ジェンダーロールってな〜に?
ジェンダー関連の話題になると、よくわからないカタカナの単語がいっぱい出てきますよね。ジェンダー、セクシュアリティ、ルッキズム、ジェンダーニュートラル、ジェンダーロール........
全部説明していきたいところですが、今回はジェンダーロールを取り上げようと思います。
ジェンダー・・・社会によって作られる性のこと。
ロール・・・役割
つまり、ジェンダーロールは「社会によって作られる性によって、期待される役割」なのです。
わかりやすい例だと、学校で重いものを運ぶ時に、自然と「男子」が招集されません?職員室から新しい教科書とかワーク運ぶ時、先生は男子に運ばせていませんでしたか?(私の高校はいつもそうだった)
これは、「男子は力仕事」というジェンダーロールから来ているものです。男性の方が生物学的に筋肉があるというのは事実ですが、それが全員に全員当てはまるわけではありません。実際、自分より力ある女子はたくさんいましたし、ガリガリで、つついただけで折れそうな体の男子もいました。
「力ある人、運ぶの手伝ってくれー」って言えばいいものを、わざわざ性別で区別するのはちょっと違うと思います。そして、たいてい先生は悪気なく、自然とジェンダーロールに沿った考えをしています。男性はこう、女性はこう、と教え込まれた社会で育ってきたからには仕方ないことなのかもしれません。
しかしこの考え方は変えていく必要があると思います。それは女性のためだけでなく、男性のためにも、全ての性のためにです。
フェミニスト運動はよく女性解放運動と言われますが、それは男性解放運動でもあります。男性も社会によって作られた性を演じることを期待されています。「男なら泣くな」「男なら力仕事」などがその例でしょうか。
固定観念やジェンダーロールを壊していくことで、全ての人が幸せになれる。フェミニズムは決して女性だけのものではありません。
最後に
雨が少し止んできたようです。さっきまで鳴り止まなかったカエルの声が聞こえなくなりました。
このnoteで私が言いたかったことは、フェミニズムの考え方・理念は、女性だけでなく男性も含めた全ての性を開放するものであるということです。そして、男女平等を願う活動に性別なんて関係ない、男でもフェミニストになれるということ。
みんなもっと仲良くやっていきましょうよ。
それでは、イッセイは眠いので、眠気が覚める前に寝ますね。
また次回まで、さようなら〜。