韓国徴兵制度とジェンダー
みなさん、こんにちは!
気温がグッと下がり、雪が降り始めてきましたね…
寒いですねぇ…体調管理しっかりして、寒い冬を乗り越えましょう!
はじめに
話が変わって、
Netflixで韓国の徴兵制度に関するドラマ「D.P.-脱走兵追跡官ー」をみました。
最近では、韓国のアイドルグループBTSのジンさんが、兵役のため入隊したことがニュースになっていましたね…
韓国では、兵役法ですべての成人男子に兵役の義務が課せられています。満18歳の韓国人男性が徴兵検査対象者となり、19歳になる年に兵役判定のための検査を受けることになります。
兵役の期間は、陸軍と海兵隊は18か月、社会服務要員(自宅から区役所や福祉施設に通勤)は21か月、専門研究要員は36か月、などと配属先の条件によって服務期間も異なりますが、20代の貴重な時間を国のために使わなくてはなりません。
ドラマでは、これらの兵役期間中に訓練所から脱出した軍人を探し、引き戻すという任務についた主人公のお話です。
今回のnoteでは韓国の徴兵制度にまつわるジェンダー問題について考えていこうと思います。
女性の徴兵制も導入するべき⁉
近年、韓国で男性だけでなく女性にも徴兵制を課すべきだという意見が多くなってきているそう。これらは、男性からの意見でなく、徴兵制を望む女性からの意見だそうです。これらの理由としては、少子高齢化に伴う、軍人自体の減少や、ジェンダーの観点から、男女不平等ではないのかという意見が出ています。
徴兵制度とトランスジェンダー
現在、戸籍上が男性の場合は、兵役の義務が課せられています。
トランスジェンダーの方の兵役に関し、今までも多くの波紋を呼んでいます。入隊検査時に提出する医療機関での診察履歴や性適合手術を受けているかなどが判断の基準になるそうですが、現在にはまだ明確な基準は示されていません。韓国もまだ、LGBTQの方々への風当たりが強く、兵役制度がある中で、性の自由がどれほど反映されるのかはとても難しい観点です。自認している性を重視し、選択の機会を設けることが必要だと思います。
おわりに
今回は、韓国徴兵制度とジェンダーについて、書きました。
日本と同じく、韓国でも多くのジェンダー問題があります。
国の制度を変えることはとても難しいですが、それでもその中で、選択肢を増やしたりすることはできるはずです。
みなさんも、今後ニュースなどで見かけたら考えてみてください!
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。