わたしの苗字とアイデンティティ
こんにちは、WannaBeMEのまあやです。
新年から1か月が過ぎ、2月に突入しましたね!このnoteを書いているのは2月13日です。
2月13日ってなんの日でしょうか??
バレンタイン前夜祭? 違います!
正解は…『苗字制定記念日』です!(noteのネタが思いつかない時は、まず何の日か調べてしまうのは内緒です…)
今回は、「苗字」の起源から現代の「苗字」のあるべき姿について考えてみましょう~!
「苗字制定記念日」
そもそも、苗字っていつから存在しているんでしょう?
江戸時代の頃は、苗字を名乗っていいのは貴族と武士だけでした。
しかし、1875年(明治8年)2月13日「平民苗字必称義務令」が出されて
平民も苗字を名乗ることが義務付けられました。
苗字の歴史は、まだ150年ほどしか経っていないんですね!意外と短いと思いませんでしたか?
私たちが自分の苗字を獲得するのは、生まれた時です。それが変わる可能性があるのが、婚約をする時ですね。
男性姓が多く選択される背景・現状
現在、日本の法律においては同性婚は認められていないので必然的に男女間で苗字が決まります。
日本の婚姻届けには苗字を決定する欄があります。見たことありますか?
☐夫の氏 ☐妻の氏
こんな感じで、夫か妻の苗字どちらかに統一しなければいけないのです。
現状、日本で苗字を変えるのは96%が女性です。
もう「女性側が苗字を変えるのが自然だし、当たり前」という風潮が浸透してしまっていますよね。
でも、この考えはどこから生まれたのでしょう?
1875年に苗字を制定することが義務づけられた後、明治民法が制定されました。
明治民法では、女性が男性の家に入るというのが決まりだったので、女性の姓が男性の姓に変わるということが自然だったのです。
選択的夫婦別姓
世界で夫婦が同姓でなければならないのは日本くらいです。
「選択的夫婦別姓制度」を実現しよう!という動きや、それに賛同する国民が大半を占めているにも関わらず、未だ議論は発展しません。
家族が同姓でなければならない理由ってなんでしょう?
「家族の絆が希薄になる」という意見がありますが、苗字が違ったら家族はバラバラになるのか?私はそうは思いません。
苗字を変えるといろんな手続きがあり、とてつもなく時間と手間がかかる。
何十年も共に生きてきた自分の苗字に愛着があって、姓を変えたくないという人も少なくないのでは、、と思います。(私も自分の苗字が大好きです!)
さいごに
2月の記念日ということで調べ始めた「苗字制定記念日」でしたが、
こんな歴史があったなんて驚きでしたね!!
私自身、「選択的夫婦別姓」は選択肢が広がる制度だと思うので、1日も早く議論が進んでほしいと願っています。
みなさんは、「選択的夫婦別姓」についてどう思いますか?
ぜひコメントで、皆さんの意見を教えてください!