プレイバック

2021年からnoteを書き始めて、初っ端からネガティブで、小さくて、痛々しくて、歪んでいて、大変くだらない事をここで露わにしてきた。考えを整理する事を当初目的にしていたけど、実際ただぶちまけただけで整理はそこまでできていないと思う。今回は2021年の出来事を振り返るという名目でぶちまけに来た。

とりあえず働こうと、最初やりたかった動画編集のアルバイト求人を漁った。ポートフォリオに対するお祈りメールを受け取る度、ことごとく自分はセンスもスキルも足りない事を知らされ、やっと採用された所は求人概要欄に「※成人向けの動画を扱う場合もあります」で見事に成人向けの映像しか扱わず、ネトフリの全裸監督になりきって頑張ってみたけど試用期間中にクリアすべきノルマに達する事ができずたったの5日間で仕事は終了した。仕事終わりに飲んだチルアウトが心に沁みた。これが6月までの、今年前半戦での出来事だった。

そこから、まあでも中退して学歴ボロボロな野郎がそんな容易にやりたい事で食っていけるなんてうまい話はないよなと思い、現実的な就職に向けて職種を変えることを選んだ。学歴のハンデ以前に、まず本格的な就活の攻略法や面接対策を何も学ばずに学び舎を出てしまったからまずそこからどうしようかという話になった。そこで、就職エージェントを頼る事にした。学歴ハンデやニートなどの空白期間(ブランク)がある人が入りやすい職は主に営業、エンジニア、施工管理の3つであった。個人的に自分は口下手なので営業はトラブルが起きそうで怖い。施工管理も管理する事が多すぎて休みも少なくてマルチタスク苦手な自分がやるには現実的と言えない仕事内容。だからエンジニアを目指す事にした。自分はエージェントからある程度の企業面接のノウハウや流れを教えてもらい、練習し、志望度の低い順から面接に赴いた。(赴くと言ってもほとんどリモートだった。)エージェントを介しての就活で良いなと思ったのは、面接をした企業さんから面接のフィードバックをもらえるところだ。これは新卒採用には無い。アピールの仕方、面接官が良いと思った部分を知る事ができたのは本当に次に活かしやすかった。あと何十社と面接を乗り越えてやっと採用をもらえるぐらいかなという見積もりだったが、なんと一番志望度が高かった3社目で採用をもらえた。これは本当にびっくりした。そうして夏からIT業界で働くこととなった。最初の1ヶ月半は社会人マナーやCCNAの研修の日々を過ごした。3ヶ月目でやっと配属先での仕事が始まった。プリント関係の仕事だった。そこで人生初の夜勤を経験した。日勤に戻すのはとても辛かった。夜勤は夜9時から朝9時。日勤は朝9時から夜9時。12時間拘束はとてもきつかった。夜勤明けの休日、久々に声を掛けてくれた旧友との約束を寝過ごしてしまった。目覚ましをかける前に寝落ちした。ショックだった。これは応えた。もう自分は決まった時間に起きれるという事を、学園を去ってから自分自身に証明していかなきゃならないと思っていたから、なおさらショックだった。しかも旧友にそれをしてしまった。そんな心境で次の日、夜に別の友人と飲む約束をしていたので行った。飲みの帰り際に公園の遊具で久々に倒立を決めようとしたらバランス崩して右の腿の側面を遊具に強打、打撲し、翌日まともに歩けなくなる程痛みが増した。しかし仕事だったので無理して行った。帰り、どんなに頑張っても自転車が漕げなかった。というか階段も上り下りできず、歩きでは片足引きずっていた。片足引きずってるスーツ着たサラリーマンが駅にいたら皆え?ってなるだろう。身も心もボロボロだった。自業自得だ。自業自得と分かっていたからこそ休んじゃいけないと、次の日も行こうとした。行けなかった。そして連絡もしなかった。自主退職した。

結局こいつ(自分の事)は学園時代の頃から何も変わっちゃいない。そう思った。ここだ。ここだよここ。ここさえクリアすればもう自由の身ですよ。他は特に問題無いのだから。この一切合切投げ出したくなって連絡しないっていう悪癖をどうにかしないと、何にも見えない。何も目処が立たない。成長に必要な環境にも居られない。自分の居場所も自分で壊す。そりゃあ死にたくなるに決まってんだよ。

そして今、またフリーターへと戻ったのである。醜い人間だなんてとうの昔から自覚しているけれど、コントロールできない。解決策が見つからない。どうして?なんでできないの?うるさい。それはこっちが聞きたい事なんだ。生き地獄だ。いつまで彷徨えば気が済むんだ。

新年に2021年の振り返りを書いてみたらなんかもうメンタルボロボロになった。疲れた。あけおめ。なんでしょうねこの明け方。

良いお年を。


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