
吉田神社から壬生寺
節分詣の続きです。
下鴨神社から吉田神社へは徒歩圏内。
京都大学の奥にある吉田神社、
参道に立ち並ぶ露天の数に驚きます。
それはもう「えげつない数」です。
ないと寂しいけど、あり過ぎるのも困る。
道は狭いわ人は多いわ。
何よりせっかくの神聖な空気が半減‥。
賑わいがあるを通り越して、ちょっと窮屈な感じがしたなぁ。
人混みの中ようやく階段へ辿り着き、
上へあがると境内へ到着。
さすが吉田神社、たくさんの参拝客でごった返していました。本殿前の人だかりを避け、臨時に設けられた遥拝所から手を合わせることに。

福豆を受けたら、そこから更に上へと登ります。
その道中もこれまた露天の嵐。
正直言って、ごちゃごちゃした人の気に酔う。
お酒も売られていて、あちこちで顔を赤くした人たちの姿がありました。
まぁ、ご機嫌な顔の人たちを見るのは楽しい気もしましたが。
上へ行くと、そこには大元宮という八角のお堂が建っています。

ここは普段は非公開らしく、
お正月や節分の限られた期間のみ参拝できるとか。
長蛇の列も納得、です。
この大元宮には全国津々浦々の神様がお祀りされているそうで、その形も企画意図(と表現していいものか)も他に類を見ない珍しいもの。
この大元宮を取り囲むように全国のお社がずらりと並んでいて、それぞれ自分の居住地や縁のある場所のお社を拝むことができます。
そしてそして、お伊勢のニ社までも!笑
外宮と内宮を拝むこともできるなんて‥
なんだかもう‥
ありがたいを通り越して‥
アミューズメント施設やな、これは。
いやきっと当時の人たちからすれば、まさにそんな場所だったんじゃないでしょうか?
「吉田さんに行けば全国の神様がいらっしゃるんだってよ!しかも伊勢の神様にも参拝できるらしいよ!すごくなーい?」って感じだったはず。
吉田神社に大元宮を置いた吉田兼倶さん。
合理的というか商売上手というか。
やり手だよねぇ。
なんなら、だいぶチャラいなぁ。笑
いやまぁ、エンターテイメント性と言っておきましょうか。楽しみながらお詣りするのもいいもんだしね。
吉田山は確かにハンサムな神域という印象でしたが、吉田神社は自分的にはあまりピンとこず。
ま、いろんな神社があって面白いですね。
とにかく人が多すぎて、
ちょっとよくわからない感じになっていたので。
一度なんでもない時にお詣りするのもいいかもしれません。
さぁ、吉田神社からはバスで移動です。
バスの遅延もあり、壬生寺に到着したのはすでに16時ごろでした。

壬生寺といえば、この素焼きの炮烙。
ここに苗字、家族分の年齢と性別を墨で書きます。
最後に願い事を書き添えて奉納します。
これをしておかないと
なんだか落ち着かないのです。
去年まで一枚500円だったのが、
今年はなんと700円。げげ。
いきなり200円の値上げとは。
納める際、一枚につき100円を添えるので一枚800円ということになります。
一枚千円の未来がすでに透けて見えるなぁ‥涙。
お寺となると、こういう目線で見てしまう私の悪い癖。てへぺろ。
でも、ここ壬生寺は地蔵菩薩様。
地蔵菩薩のマントラが大好きなので、
それを唱えるのが私は楽しみなのです。
「オンカカカビサンマエイソワカ」
‥しぶい。
語感もリズムも完璧。うっとりする。
新しい身代わり札をいただいて、
本日の予定これにて全て終了!
友達の万歩計スマホアプリを覗いたら2万歩超え。
その割に疲れてないよね〜!と盛り上がりながら地元へ戻り早めの食事。
家へ帰りお風呂に入ると、
襲ってきた睡魔がやばかった‥笑
昨日は全身ガタピシいっておりました。
来月はお伊勢さんリターンズを目論んでいるので、
それまで英気を養っておこうと思います。ふふ。