飾るだけでもオッケー!気楽に節分を楽しんで、邪鬼を追い出そう♪
人材教育家でマナー講師の井垣利英です。いよいよ明日2月2日は、節分です。世界中が目に見えない不安、閉塞感でいっぱいの今だからこそ、年中行事をしっかり行って、豆をまいて邪鬼を追い出して欲しいと思います。
おうち時間が増量中なので、年中行事のひとつ=節分の気軽な楽しみ方&悪いものを追い払う方法を紹介します。
そもそも私は「こうじゃなきゃいけない」なんて、堅苦しいことは一切、思っていません! それよりも、自分なりに取り入れられる方法で、自分が楽しめることが一番大切だと思っています。
ちなみに私は、年中行事を楽しく行うための本『開運#年中行事はじめました』(致知出版社)も出版しています。
私が担当する美しいマナー&年中行事【マナー美人塾】の受講生の皆さんの写真も使って、今回の記事を書いていきます。
◆自由に楽しもう!「こうじゃなきゃいけない」はない
そもそも年中行事というと、堅苦しいイメージがあるかも知れません。節分というと、このように大人が鬼のお面をつけて、子どもたちが豆をまくのが定番のイメージでしょ?
「鬼は~そと、福は~うち」と声を出すのが恥ずかしいとか、子どもがいないから、節分は関係ない・・・などと思っていませんか?
「節分=豆をまかないといけない」と堅苦しく思わなくても良いです。
極論。こんな感じで、豆と鬼のお面を部屋に飾るだけで十分です! これだけで、豆をまかなくても、節分感が出ますよ。
ちなみに鬼のお面は、スーパーの節分コーナーなどで無料でもらえたり、商品に付いていることが多いです。
◆豆まきで出てくる鬼とは?
豆まきで出てくる鬼とは、専門的な用語で「邪鬼(じゃき)」といいます。邪鬼とは、人間たちに悪いことをばらまくものとされています。
「不安、病気、災難、不幸、心配事など、イヤなもの全部まとめたのが邪鬼」だと思ってください。
今年は、『鬼滅の刃』が大流行していますので、こんな感じで、鬼滅の刃のお菓子を飾ってもOKです。
◆鬼が嫌いな柊(ひいらぎ)と鰯(いわし)を飾る
本来は、この写真のように、柊鰯=柊と鰯を玄関に飾ります。その理由は
焼いた鰯(いわし)の頭を柊(ひいらぎ)の枝に刺して家の入り口にかざる!
これも、鬼を追い払うための大事な節分の行事です。(中略)
鬼は臭いものが苦手で、「鰯を焼いたときの臭いにおいは、鬼を寄せ付けない」と信じられていました。
柊をかざっておけば、節分に鬼が家のなかをのぞきにきても、ギザギザの葉が鬼の目を突いて追い払うと考えられていました。
「柊の枝」と「焼いた鰯の頭」は、ダブルで魔よけの役割をします。
※『開運#年中行事はじめました』(致知出版社)より抜粋
◆鰯を焼いて玄関に飾れない場合
一戸建てに住んでいたら、こんな感じで柊と鰯を買ってきて、柊鰯(ひいらぎいわし)を飾ることができます。
でも、マンションやアパートなど住宅事情によって、生ものを飾れない場合はどうしたら良いのか?
これが2021年、私の家の玄関に飾っている柊と鬼のお面です。これで、家のなかに鬼が入ってこれないようにしています。
◆鰯を焼く→「たつくり」で代用する
私のように鰯を焼いて、柊にさして玄関に飾ることができない場合は、「たつくり」で代用するのも良いかも知れません。たつくりとは、お正月のおせち料理や料亭などで出てくる↑こちらの小魚。
実は「たつくり」は「かたくちいわし」なのです。
「たつくり」は、弱火でゆっくりゆっくり炒めて作ります。この鰯を炒めるにおいを、鬼が嫌いなのです。
だから、生のいわしを焼いて食べるのも良いし、私のように「たつくり」=かたくちいわしを炒めるのも良しです(笑)
大切なのは「こうじゃなきゃいけない」という形を暗記することではなく、自由な発想で気楽に、自分ができる範囲で年中行事を取り入れて、自己満足で楽しめば良いんです。
◆まとめ。自分なりの方法で節分を楽しもう!
こちらは、美しいマナー&年中行事【マナー美人塾】受講生・Yさんのお子さんたちが作った節分の作品です。出来たてホヤホヤです♪
この作品を見るだけでも、ご家族で節分をワクワク楽しんでいるのが、伝わりますよね。
コロナ禍の今でいうと、コロナによるイヤなものすべてが邪鬼。疫病退散、無病息災を願って、節分を取り入れてくださいね♪
⏬プロフィール 井垣利英(いがきとしえ)☆マナー嫌いだった私が、マナー講師になるまで
⏬人材教育家、マナー講師。井垣利英(いがきとしえ)【私の仕事】プロとして大切なこと
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