晩婚の子は晩婚か?
今日のテーマは「晩婚で生まれた子供も親と同じように晩婚になるのか」です。最初に私の意見を言うと、晩婚の子も晩婚になると思います。
なぜなら、親が晩婚だと自分の婚活の時期と親の介護の時期が被る可能性が高いからです。例えば、お母さんが35歳、お父さんが40歳の時に子供を産んだとすると、その子供が30歳で婚活を始める時には両親はそれぞれ65歳と70歳になっています。そうなると冒頭のニュース記事のように、認知症や脳梗塞、糖尿病などで介護が必要になっている可能性が十分にあります。
逆に両親が20代とかで子供を産んでいると、婚活をするにしても介護の心配は少ないし、なにより子供の子供(つまり孫)の世話を両親に頼みやすいでしょう。また、若い方が妊娠・出産がスムーズなので、結婚してから子供を産むまでの期間も短いと思います。
「26世紀青年」ほど極端ではないと思いますが、いずれ早婚、子だくさんの家庭が大きな割合を占めるようになると予想しています。
晩婚の子が晩婚になるという連鎖を断ち切るためには、一にも二にも介護施設の充実が必要です。介護する人される人にお金を渡すだけでは不十分で、介護に関わる施設、そしてなにより介護人材を増やすことが重要だと思います。
しかし、日本では少子高齢化によって働き手が不足しているし、介護はきつくて給料が少ない割に責任が重いというイメージがあるので、なかなか人も集まらないでしょう。
これを改善していくためには、パワードスーツやスマートウォッチなどの活用により職場環境を改善すること、そして移民の力を使うことが必須だと僕は思っています。例えばですが、介護系の仕事を真面目に5〜10年以上やってくれたら日本の永住を認める、なんて制度をつくれば海外から日本に来てくれる人が沢山いるんじゃないでしょうか、、
これまで育ててくれた両親に感謝することは大事だと思いますが、自分の若い時の時間を介護に使わなきゃいけないかどうかは別問題です。誰しも自分の時間がもてるように、テクノロジーと移民の力を使って介護施設・人材を強化していって欲しいと思います。