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少食だけど食いしん坊🍳

「わたしすごく食いしん坊だけど、少食なの」

って言ってもなかなか理解してくれない。

 この自己紹介を分かってもらう為に、そしてそれに至った経緯をみんなに少し知ってもらう為にもnoteを始めてみました。

 食いしん坊というと給食で一番早く食べてはおかわりをするために教室をダッシュする子というイメージが強いのだろうか。毎食よく味わっているけど、グルメ通とも違う。食べログで★3.5以上とか高級店の料理ではなくただただ家で作ったごはんやいわゆるスボラ飯でも胃が喜んでくれる。わたしはただ食に対する執念がすごいのである。

 料理好きもあってか、暇さえあれば次に何を食べるかを考えている。だけど胃の容量が少なくって極端に食べられる量が少ないのだ。だからよく噛んで味わっている。定食屋に入るのはとても緊張して、焼き魚定食が食べたいのに焼き魚単品で注文するのは恥ずかしい。人の目を気にせず自分で量や味付けアレンジしたものを食べられるおうちごはんは安心するので一層自炊をするようになった。


 何故わたしの胃は小さくなってしまったのだろうか?今思えば、人生最大の体重のなった大学3年生にダイエットを決心したことから始まったと思う。食事制限だけではなくってちゃんと運動もして筋トレ・ランニングで体づくりもした。ただ「痩せて綺麗になる!」という目標と減量という手段が逆転していき、いつの間にか体重を減らすことがメインになってしまっていた。


そして2018年暮れ、

「こんなに細くなっちゃって、ちゃんと食べてるの?」

 実家へ帰ったときに母から骨の浮きだったわたしの背中をさすりながらこう言われた。私は子供の頃からよく食べる子で、風邪を引いてもいっちょまえに食欲だけはあった。しかし自分でも分かるくらい食が細くなってしまった。それに伴ってか体重も落ちて、体重MAX(この話はまた後で)の時よりも13kgぐらい減ってしまっている。それでも私は足が太いと思うし、いいスタイルだとは思っていない。母の勧めで病院へ行ってみると、どうやら摂食障害(拒食症)というものらしかった。薄々自分でも感づいていたけど、病名がつくと辛いものがあるなぁ。

 思い返してみると最近食べることが不安で飲み会の誘いを断ってしまったことがあるし、話題のスイーツ屋さんにも行けていない。安心するものはカロリーや糖質など成分表示のあるコンビニの商品の食事だった。チェーン店もメニューにカロリー表記してくれているので、注文したものをきっちり半分・3分の2など少なめに食べれば大丈夫だ。先生が言うことには、ストレスや心理的なことも一因らしいのでリラックスした状態で食べる練習をする必要があるみたいだ。

 毎食まいしょく真面目過ぎるほどに計算して食べていた。そんな食に対する執念の意味での”食いしん坊”である。そしてこれから健康に食べられるようになるようにする為の奮闘記にもしていこうと思う。

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