映画 「マディソン郡の橋」
コレもね〜。一言で言えば不倫の映画なんですが…それでも良い映画なんですよね。
不倫不倫って世間では厳しい意見が飛び交いますが、人に迷惑かけてなきゃやりたいようにやれば良いんですよ。
バレて誰かを傷付けないようにすれば少なからずそれは誠意の一種なんだしね。
メリル・ストリープ演じるヒロインは普通の主婦。お年頃の子供2人と優しい旦那さんと穏やかに幸せに暮らしています。
彼女の住む小さな町にロバート・キンケイドというカメラマンがやって来て、この町にある屋根のある橋の写真を撮りに来たと言います。ヒロインは橋まで案内します。
彼の車や橋を撮る姿を見て、ヒロインのフランチェスカは自分と全く違う生き方のロバートに何か惹かれるものがあったのでしょう。
それはおそらく旦那さんと子供が不在中という事もあったのかもしれません。この映画を観て思うのが、フランチェスカはこの日、旦那さんと子供が家にいる普通の毎日の中だったら橋へ案内して終わったのだと。
ロバートを夕食に招待し、お風呂まで貸しちゃってます!
こうなったらもう、ロバートの滞在中だけでもと言わんばかりに深い仲。あれまあ。
ロバートに着いていく決心をしたフランチェスカはロバートとの最後の夜、やはり家族への影響、その罪悪感からいつかこの素晴らしい数日間を恨む日が来ると、この家に残ると決めます。
ロバートは落胆します。
だって普通の家庭を築いた事がないのだもの。それでも名残惜しそうに別れ、強くフランチェスカを想った事でしょう。
フランチェスカにもそれは伝わります。
もう2人は会うことはありませんでした。
が!何故か家庭に尽くした寿命を全うしたフランチェスカは、自分の子供2人に遺言とともに不倫天国の日々を描き残してます。
え、理解できん!
取り方は様々な作品ですが、屋根のある橋やアメリカの田舎の家が美しい、見応えある映画ですよ♪