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普通ってなんだ?

「普通の憲法」はなぜ、国の交戦権を認めるのか?(大義)

→①外敵から守るため

②国が持つ大切なもの(政治制度、人権、経済制度、文化、風土、宗教など)を守るため

(p38)



20世紀の100年の間、国家によって殺されたのはおよそ2億人。その圧倒的過半数は兵隊ではなく、(女性、子ども、老人を含む)普通の人。

(p42)

『普通の国になりましょう 単行本 – 2007/4/1

C.ダグラス ラミス (著)』から抜粋

以前、池袋の近くの古本屋さんで 

ダグラス・ラミス

氏の本を手に入れた。

僕は、この本を読んで、価値観が大きく変わった。

本来の物の価値を評価できる感性・美意識を中心にする文化が復活すれば、市場経済が持つ私達に対する支配力はかなり弱まるでしょう。

『経済成長がなければ私たちは豊かになれないのだろうか』C・ダグラス・ラミス 

民主主義の必要条件は社会に余暇、自由時間があるということ。
余暇がなければ、民主主義は成り立たないと。

『経済成長がなければ私たちは豊かになれないのだろうか』C・ダグラス・ラミス 

この本は、
第1章 タイタニック現実主義
第2章 「非常識」な憲法?
第3章 自然が残っていれば、まだ発展できる?
第4章 ゼロ成長を歓迎する
第5章 無力感を感じるなら、民主主義ではない
第6章 変えるものとしての現実

以上の6章から成る。
どれも、筆者の斬新な切り口で21世紀の今、「普通」となっている
アメリカ経済=世界の経済 を痛切に批判している。

2冊ともとてもおすすめだが、まずは、『経済成長がなければ私たちは豊かになれないのだろうか』C・ダグラス・ラミス を読むと、理解がはかどり、僕のようにせいじをまなびはじめてものにとっては、最適な本であろう。

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