鰐八のコミュニティに参加する人を増やしたいという思いから始めた今回の鰐八茶会&釜炒り茶作り体験でしたが、22日の釜炒りは雨のため中止という事になりましたが、ご応募者のご厚意でお茶会での代行となり結果的には二日連続で茶会という流れになりました。 橋爪さんの茶器の展示販売を行ったり会場に人形浄瑠璃会館を借りたりと、告知してから企画をブラッシュアップして行ってどこかで興味をもってくれる人がでてくるかなーぐらいの展開でやってみました。(完全見切り発車) お茶を出すカフェとか急須で
栗を拾いながら自分で踏んだ長めの木の枝の先がごそごそってなったのにびびって4m飛んだ高木です〔良く飛んでる〕 さて、【お茶会、釜炒り体験】の詳細が出ましたのでまだcheckされてない方は是非checkして下さい↓ https://yamewanibachi.com/pages/event2409 という事で最近は結構シビアに"お茶"というものを考えていて、それは味わいとか香りとかももちろんなんですけど、今回はみなさんにとっての"お茶"というポジションについてです。 ま
9月21日〜22日に@鰐八にてお茶会、試飲会、釜炒り体験会を企画しています。 とりあえず思いつきと勢いで国指定文化財の"旭座人形浄瑠璃会館"という会場を抑えました。 せっかく寝泊まりできるんだったらどっぷりお茶ツアーにしてしまった方が面白いなと思い、一泊二日コースを設けて二日目に"釜炒り茶作り体験"をします。 9/21日10:00- ⚪︎日帰りコース ¥2,000〔昼食付き〕 〔試飲会、茶会、販売、談話などなど〕 ⚪︎一泊コース 一組あたり¥12,000 〔一組3
どうも山奥に住んでいながらもデジタルデトックスを必要としている高木です〔パソコンに向かいすぎている〕 さて、それもそのはず明日からいよいよ販売を開始するという事で、WEB SHOPのリニューアルの最終checkを八女鰐八のデザイナー櫻井と行っております〔連日ありがとう泣〕https://www.instagram.com/ayadesu1120?igsh=MWVtNGQzNnRlejhlZw== 今回というか、これまでお茶を作って販売するという事をしてきて、「自分は何故お
どうも。昨夜のinstalive茶会で購入の際に迷わない様に茶種の特徴などを実況して説明したところ、熱が入りすぎて逆にどれを購入したらいいかわからなくなった。と言われた高木です〔途中から楽しくなって2時間ぐらいやってました〕 ご参加いただいた方有難うございました。 さて今日は今年から始めた"釜炒り茶について"というテーマでお届けします。 現在日本で知られる緑茶とは基本的に"蒸し製"という製法で作られており、この"蒸し"というのは摘んだ後の茶葉の発酵を止める際の工程です〔
どうも田んぼの水路の草を抜いていた手の真横にマムシがいてさらに目があってびびって4mぐらい飛んだ高木です。 叶迫、峠、と茶山を紹介しておいて天下の在来がある万野乃〔まんのの〕を紹介しない訳にはいきません。 〔おい、お茶猛者〕 しかしこうもネーミングセンスに長けたお茶はなかなかないんじゃないでしょうか?〔ただの部落名で自分でつけたわけではない〕 「まんのの」て。 まんのの、まんのの、まんのの。 3回ぐらい言ってみてください。絶妙にふっくらした感じと、下ネタっぽい背徳
どうも。 田んぼを見て回るとイノシシに石垣の石を落とされていたり田んぼの中を歩き回られたりして〔何ヶ月かの労働を一晩で台無しにされる〕その都度「ぶっ殺してやりてえ」と地団駄を踏むのですが、夜道で道端にイノシシが出るとブレーキを踏んで通り過ぎるのを待ってあげてしまう高木です〔うりぼーかわいい〕 さて、叶迫びいきも良い加減にしろと、峠の茶山が怒ってますので、今日はそんな峠茶山のお茶について深掘りしてみようと思います。 〔お茶猛者の方、好きにして下さい〕 叶迫の茶山からみて山
どうも、朝七時から5時間ぶっ通しで草刈機をぶん回していた高木です。 もうすぐ栗が落ち始めるのでそのための下草刈りです〔まだあと半分ぐらい残っている〕 さて昨日一通り茶山ごとの特徴を説明したのですが、今日はさらに深掘りしていこうと思います。 お茶猛者の方も起きてください。 さて八女鰐八でも1番気合いの入った茶山と言うと、やはり叶迫の茶山です。 昨日の記事を読んでいない方は叶迫の所だけでも。 そんな逆境を生かしたお茶にするために叶迫は無施肥の自然栽培です。 世の中的
昨日は、"何故お茶を作っているのか"と言うテーマで描き始めたのですが、なんせこれは壮大といいますか、言いたいことがomniすぎてまとまりがなくなってしまったので2時間ぐらいかけて結局全消ししました。 それを言うならこの事も言っておかないと、、。 という具合に膨らみすぎて行くんですね。いつかもう少しシンプルに明確になった時にまた挑戦しようと思います(せめて描こうとした事ぐらいは書きたい欲) さて、気づけば茶山を3つも管理するようになり、さらには萎凋煎茶だの釜入り茶だのと種
今日はお茶の抽出の基本的なことについて書いてみようと思います。 最近では急須を持っている家庭もかなり減ったという傾向にある日本ですが、お客さんを相手にしていると”淹れてみたいけど淹れ方が難しそう”と言う声をよく耳にします。 思っているより適当でいいんですと言うのが答えなのですが、抽出によって美味しさもぐっと引き出すことも出来るので少しだけ説明したいと思います。 そんなこと分かっとるぞ、今更何を言うんやと言う猛者の方は、もう寝てください。 さて、細かく言えばお茶の種類や
どうも、最近歯磨き粉でアナフィラキシーショックになった高木です〔調べたらあるらしいですよ?〕 ちょうどいつもの歯磨き粉を切らしていて、違うやつを使った結果全身が痒くなり、猛烈な腹痛に襲われ、そして呼吸がしづらくなると言う結構ヤバめなあれでした。 さて、2024年のお茶を販売する日も決まって色々と考えているんですけども、やはり今年のお茶の1番の目玉はやはり皆様で挑んだ"手摘み60kg"のお茶ですね。 何で60kgなのか?と思う人がいると思うので説明させて頂くと、茶葉を一回
2024年の新茶〔熟成茶〕販売開始におきまして、一通り説明させて頂こうと思います。 無我夢中でお茶に向き合う中でどんどん記憶や興味のポイントが変わっていき ここで発信する相手の皆様との温度差やポイントがずれてくる という事は何となく分かってはいるものの うまく段階的に説明出来てないな と感じる事が多々あって、本来伝えられる感動や味わいを伝えられていないのは勿体無い事だと思ったので記しておこうと思います。 この文章で全て理解してもらう事ができるとも思ってないのですが、
茶会前日、東京に到着して蔵前にある "a drop"に向かった。 蔵前駅を降りて3分ほどにある'ウグイスビル"の 2階の一室に"a drop"はあった。 いつも画面越しに見ていた光景だ。 こんなにも早くここに来るとは、それもカウンターに立つ事になるとはまるで思ってもみなかった。 早速、茶会の"2時間"の構成を伝えたが 煎茶一本、しかもまだ茶業歴も浅い私の構成にべったな氏は明らかに不安気な反応だった。 しかし俺が勝負しに来たのは珍しい茶やお茶の知識では無く、"表現者
7/8-11日の3日間で東京は蔵前にある"a drop"というお店でのお茶会に呼んで頂いた。 a dropの店主 田邊さんことべったなさんを知ったのは"淹茶選手権"なるお茶をプレゼンしながら淹れるといった催しの動画を見た事がきっかけだった。 参加者が産地やお茶の特徴などを交え綺麗な所作で丁寧に一杯を出して行く中で、明らかにこの男"べったな"は独自の世界観で茶を淹れ、しまいにはその一杯を審査員に飲ます事はなく、香りだけを閉じ込めたという器を審査員に差し出した。 過去と現在
なんだかんだとお茶が終わってからバタバタとしておりました。 遅ればせながら今年の茶の総評を綴って行きたいと思います。 まずは叶迫茶山 ちょうど昨年より1週間程早い4/27日の収穫でした。 芽の出具合も昨年より良く収量も上がるかと思いきやほぼ同じぐらいでした。 「おまえっとこはほんとに摘んだとか?もういっぺん摘めるごとしとるぞ」 と言われるぐらいミル芽(芽の部分を重点的に)で贅沢に摘んだのが原因です。 荒茶(仕上げ前)の時点からすでに"峠"の茶と比べ味わいが深く期待
今年は"萎凋煎茶"を作った。萎凋香と呼ばれる独特の花の様な甘い香りに出会ってからどうしても作ってみたかったのです "萎凋"とは簡単に言えば茶箱などに摘採した茶葉を薄く広げて木陰など風通しの良い日陰に24時間放置し微発酵を促す、といった工程である。 夜の間から朝方にかけては夜露が茶葉に付きせっかく飛ばした水分がまた戻りかねないので夜間は夜露の打たない屋根付きの納屋に移動させた。 約3時間おきに天地返しをして良く混ぜる。 そしてまた翌朝、露の心配が無くなってから山に移動さ