ベリーニ キャンティ
キャンティです!なんかの映画で有名になったから日本でも結構知られてるとかなんとか…。
キャンティとは、トスカーナ州のキャンティ地方のことです。キャンディみたいで可愛らしい名前のワインだな〜と思うかもしれませんが、キャンティというのは、産地の名前になります。
“キャンディみたいに甘いから”という訳ではないのです。でも、赤ワインにしてはベリーの甘さもあり、非常に飲みやすいのでキャンディと紐付けて覚えちゃっても間違いじゃないかもしれません(笑)。
イタリアトスカーナと言えば品種はサンジョヴェーゼですね!なんでも、イタリア語で『ジュピターの血』という意味らしく、なんかカッコいいな!!という印象です!(笑)。
サンジョヴェーゼ主体ではありますが、このワインは違う品種も混ざっていて、サンジョヴェーゼ80%カナイオーロ10%マルヴァジア・ビアンカ10%と混ざっています。
過去に飲んだことあるか忘れましたが、ちゃんとキャンティってこんなのか。と思いながら飲んだのは初だったので、これから僕の中でこのキャンティのイメージを、よりキャンティに近づけていくことになります。
印象としては、メルローとピノの間かなぁという感じ…?ピノ・ノワールに近めだけれど、ピノ・ノワールより少し気品さが取れて気軽に飲みやすいって感じかな。
ガンガン飲めちゃうのが怖いです。
スパイシーさは胡椒の感じで、あとベリー系が入ってるなぁという味わいで、一番ピンときたのは、色が結構レンガ色よりってことです。キャンティ全部こんな感じなのかなぁ?気になるポイントを見つけられました!
こちらDOCGに認められていますので、ちゃんと国に認められて出荷されているということになります。イタリアのワインはこのDOCGラベルがボトルのネックについてることが、選ぶ基準の一つにもなります。まぁそれがついてないからこれはダメ。という訳ではないので、ワイン探しは奥が深いですね!
キャンティには、キャンティ・クラシコと呼ばれるものがあります。クラシコとついてるものは、ちゃんとキャンティ地方で造られた物になります。あれ、普通のキャンティはなんなの?と思うかもしれませんが、イタリアでは過去に、キャンティって名前つけとけば売れるよね〜。というとりあえずキャンティって名前にしとけ!とキャンティで造られたかわからないワインにまでキャンティとつけてしまうという、キャンティ無法地帯みたいな感じになってしまい、これでは品質を保つのに良くない。と思った国が、ちゃんとしたキャンティには、・クラシコをつけることで、そのキャンティは、ちゃんとキャンティで造り続けられていますということを定めたそうな。
なので、キャンティ・クラシコとついているものは、正真正銘のキャンティ産ということになります。
※間違えてたらごめんね!
このワインはキャンティになっているけれど、国で認められたDOCGラベルはついてるので、ん?これはキャンティで造られてるキャンティだけど、・クラシコはついてないものなのか…?と、疑問が一つ浮かびましたが、さらに勉強するためのいいキッカケになったと思って、勉強したいと思います。
1000円くらいと安いですし、ボトルがオシャレなので、インテリアにしつつデイリーワインとしてストックするのもいいかもしれませんよ!
今回は、ベリーニのキャンティを飲んでみた!