2つの価値観と目的
おはようございます。
昨日は久々にアメトーークを見て非常に考え深いと思いました。今回の番組は雨上がり決死隊が解散をするという企画だったのです。
32年という長い付き合いが解散するに至ってはおふたりが考え抜かれての結果だと思いますが、自分のことと置き換えると非常に胸にくるシーンでした。
人が離れるという経験は私も何度も経験してきました。
今振り返ると自分の未熟さゆえというところなんですが
もう少し紐解くと自分の価値観と相手の価値観、そして目的、何を優先させるかという点から考えてみたいと思います。
人は目的のために行動を起こすと思います。そしてこの見えない価値観というのが厄介なのです。
相手のためだとこちらが思っていても実はそれは一方的な視点でしかなく相手にとって本当にそうでなかったりもします。
目的は一緒のはずなのにこの自分の価値観に合った行動をして目的に向かいます。
逆の視点からすると相手の目的は知らないまま自分の価値観とは違う行動をしている相手が見えます。
お互いに目的地を知らないまま、違う行動を見ていくうちに自然と違う道に向かって行ったのだと思い込むのです。
実は同じ目的を持っていることが多いにもかかわらず、見えてるものだけに囚われてしまうとこういった現象に怠ることが多いのです。
この場合大事になってくるのはまず「相手を無条件に信頼」する事。
これはとても勇気のある事なのかもしれませんがこれが無いとスタート地点に立てないのです。
そしてこの絶対的に相手を信用をする事で相手の違って見えた行動を別の視点から見ることができるのです。
相手は本当は何を伝えようとしているのか?
そして自分からは何が伝わっているのか?
ここからは絡まった関係を紐解く大変な努力を自分がするかどうかの選択と決断をします。
相手が理解できるまで相手の価値観に合った行動をし続けることができるかどうか。
そこで相手にこのお互いの価値観の違い、そして求めていた目的に気づく事でようやくスタート地点に戻ることができるのです。
つまり、この作業は膨大な決断や時間を費やしながら、進展ではなく元の関係値に戻ることに徹することになるのです。
しかし自分にとってはとても大きな事です。
おそらくこの状態が訪れるのは多くの場合は
仕事、友人、恋人、夫婦などパートナーの方との人間関係というケースです。
この人間関係が長く続くというのは幸福感にも繋がっていきます。
これにメスを入れてきて本当に良かったと思うのでもしも何かお役に立てれば嬉しい限りです。