なぜRickyはwanganista.tokyoを3ヶ月も放置したのか
みなさん、ご無沙汰しております。wanganista.tokyo編集部のRickyです。
さて、長い間更新できていませんでしたが、それには事情がありました。それは……。
「私、転職します。」
私は大学卒業後、某外資系電子メーカーの日本法人に新卒として入社しました。自分で言うのもなんですが語学にはそれなりの自信があり、それを活かせる仕事に就きたいと思ってたので、その願いは果たせました。また、大学時代にその会社の製品をPRするブロガーをやってたこともあり、元々繋がりが深かったのも入社した理由でした。
入社後は、資材購買(モノを作るための材料を買う仕事)を3年間担当し、その後分社化を経て、電子部品の営業・マーケティングを4年間務め、8年目に入ろうとしていた今年の3月……。
家のバルコニーでWANGANの夜景を見ながら、ふと思ったのです。
「このまま、この仕事やってていいのだろうか?」
私、実は今年の11月で30歳を迎えます。そこで、20代を振り返ってみたのです。すると、Mediaや広告やWebの業界に興味があったのにも関わらず、そういう職種に付いていない自分がいることに気づきました。しかも、分社化によりB2C系Bizは別会社になったため、その類の仕事とは無縁な状態が続きます。wanganista.tokyoを運営してはいますが、あくまで趣味の領域に他なりません。
「こんな自分でいいのか……。」
「夢を叶えられない大人が、子供に『夢を叶えろ』って言うなんて、説得力に欠けるよな。」
「もし、業種を変える転職をするなら、早いに越したことはない。」
「よし! 30歳の誕生日を迎えるまでに、転職しよう。」
そう決心した私は、5年前に登録していたDODAのアカウントに再ログインしたのでした。
「年齢の壁」と「会社への転職活動バレ」
とは言え、実際はかなりハードなものでした。お仕事では会社運命を左右する大きなコンペをやってましたし、それと並行して、しかも会社にバレないように面接や企業研究などを続けていくのは精神的に辛いですよ。長くやっても3ヶ月が限界じゃないでしょうか。しかも、面接で「ちょっと年齢的にねぇ…。この業界、未経験でしょ?」とか言われると、気づくのが遅かったと自己嫌悪を抱くことだってあります。面接なので当然と言えば当然なのですが、痛いところツイてきますよね、本当。
極めつけは、転職活動していることが会社にバレたこと。上司と二人で電話会議を終えると突如、直属の上司が私に言ったのです。
「最近、仕事楽しくないでしょ?」
前述の大きなコンペで敗退を喫したこともあり、デスクまわりと会議室にはどんよりした空気が流れていました。そんな時にこの言葉を投げかけられ、嫌な予感がした私は、否定も肯定もできなかったのを覚えています。
「まぁ、この間のコンペはダメだったけど、Rickyさん頑張ってるし、(会社の)代表にはインセンティブと早期昇進の提案をしようと思います。」
「転職」という2文字は口にしなかったものの、バレたんだなということは、確実に分かりました。
そりゃバレますよね? 今まで定時後2~3時間は残業して帰ってたのが、毎日のように1時間後に会社を出るようになるんですから。
その後、約1ヶ月ほどは、必死に転職活動してないフリをするしかなかったです。
サイト更新する余裕を作れなかった自分に反省
5月末、私の転職活動は無事に終わったものの、引き継ぎやお客様への挨拶などでバタバタしており、ライティングに専念できていませんでした。2週間くらい前から少しずつ書き始めましたが、久々に書くとどうしても指が動かなくなるもんですね。先週の金曜日が最終出社日だったので、ようやく余裕ができましたので、本格的に再開しました。
とは言え、3ヶ月近くサイトを放置してしまい、のらえもんさんから、こんなツイートを……。
これは、私の責任に他なりません。素直に反省します。
今月は、今まで書いてなかったのを挽回すべく、「wanganista月間」で行こうと思うので、皆々様、宜しくお願い申し上げます。