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健康な細胞は腫瘍と同じくらい重要

一流のビジネスパーソンが過剰なまでに風邪対策に徹するのは、見えない損失が大きすぎることを自覚しているから

情報分析官

(※一九七〇年代に精神分析家アーロン・ベックが)患者の認知傾向や歪んだ思考方法を、短期間でかつ体系的に治療する精神療法を開発し、「認知行動療法」と命名した ※引用者加筆.

情報分析官

認知療法の1つの目標は、抱いている信念を点検し、望むような変化を起こすことができるように、それらの信念を修正するようクライアントを援助(中略)認知の転換は、機能不全の原因となる信念を変化に必要な不安の状態(※新しく知った現実の厳しさに怯えること)へと移行させ、そうして究極的にはより機能的な信念体系へと移行 ※引用者加筆.

情報分析官

自分の命を守ることに集中し、あとで自我意識が回復すると、心配性の親のように震え上がるのだ。なんて危ないことをしたんだろう(中略)集中が先で、心配があとから来る(中略)通り過ぎてから振り返ると、状況が見えてきた(中略)厳格なルールの盲信も、一種の依存である(中略)ブッダは「私の言うことを信じてはいけない。自分で確かめなさい」と言ったとされる。

がん腫瘍を身体の部位から取り除くとき、後に何も残さないというのが手術室での外科医の目標だ。ところが外科医は、がん組織と健康な組織の違いを見分けることができないため、目隠し状態でメスを入れているのだ(中略)実際の行為に関していえば、豊富な経験による推測の域を出ない(中略)術後、この切り取られた肉の塊は病理学者へ送られる(中略)問題は、結果が戻ってくるのに数日かかるということ(中略)がんがその触手を体内の他の部位に手を伸ばすと、生存率が下がりはじめる(中略)放射線療法や化学療法で腫瘍を破壊することに成功すれば、理論上はがんに勝ったことになる。がん細胞がひとつも残っていなければ、ひとまず体内にがんはないということになる。ところが、細胞がひとつでも生き残っていれば、当然のこととしてその細胞は以前あなたが腫瘍を攻撃したどんなものに対しても免疫をもっていることになる。その細胞は将来の腫瘍の母体であり、増殖するにつれて、その子孫はすべて同じ抵抗力を備えるようになる。(薬剤耐性も同じ理屈である。)そして、この新しい細胞の集団は、元の腫瘍よりも頑固であるばかりか、さらに攻撃的でもあるという証拠がある(中略)がんはひとつの変異した細胞の異常によって引き起こされるのではなく、細胞の「自然な本能」を制御するための局所的環境の失敗によって引き起こされるのだ。この見方からすれば、がんは個々の細胞の欠陥というよりも、ヒトの体内の組織の乱れということになる(中略)腫瘍を取り除こうとするのではなく、腫瘍周辺の細胞を「再教育」することが、「がん治療の効果的な戦略となる可能性がある」と。言い換えれば、腫瘍が広がる可能性があるかどうかを決定する上で、腫瘍の周りの健康な細胞は腫瘍と同じくらい重要だ、ということだ。それは、細胞そのものだけでなく、それらの環境(社会)の何かが行動を規制する仕事を適切にしていないということでもある。

私は電話線を用いる「ダイヤルアップ接続」の頃から癌闘病ブログや癌闘病掲示板を眺めていますが、そのほとんどが抗がん剤の副作用である尿毒症の悪化(尿毒症とは知らずに敗血症、劇症肝炎までゆく流れ)について報告しているだけのように思える。

関連リンク↓

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https://note.com/wandering_1234/n/nf6432d3d049d

https://note.com/wandering_1234/n/n0a49e28839c6

https://note.com/wandering_1234/n/n5cc29e27bedd

https://note.com/wandering_1234/n/ncd2c559704a4


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