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直後から乗組員には歯肉の出血、吐き気、やけどなど急性放射線症の症状が出た

「シュリンプ(エビ)」と渾名された水素爆弾を使った核実験(中略)そこから一三〇キロメートルほどの東の海上では、日本のマグロ漁船「第五福竜丸」の乗組員が甲板に立ちすくみ、恐怖と驚きをもって水平線を見つめていた(中略)爆発から二時間後、放射性降下物の雲が船の上空に到達し、数時間にわたって死の灰を降らせたのだ。直後から乗組員には歯肉の出血、吐き気、やけどなど急性放射線症の症状が出た。そのうち一人は数日後に東京の病院で死亡した。

通常であればサンゴはすぐに回復するが、汚染によるストレスにさらされていると、魚による食害で死ぬ割合が高まる(中略)サンゴのマイクロバイオームが非常に弱って、魚の口の中に潜んでいる病原菌を撃退することができなくなるからだ(中略)いくつかのストレス要因が、サンゴ内の藻類のパートナーからサンゴにとって有害な化学物質を放出させてしまう。そのようなことが起きると、サンゴはその藻類を追放することになる。するとサンゴは「白化」(中略)サンゴの一つひとつに藻類が入っていて、藻類との相互作用がなければ、サンゴは白化(中略)サンゴは藻類(微小な植物に似ているが、根も葉も持たない)を食べるが、消化することはなく、藻類はサンゴの柔らかい体内で暮らしながら、光合成で作り出す糖の一部をサンゴに与える。その見返りとしてサンゴは藻類に安全な住処を提供するだけでなく、余分な窒素なども藻類に与えている。これは完璧な共生関係なので、多くのサンゴは自分で餌を捉える必要もないのだ(中略)共生生物である藻類はサンゴに糖分を供給していますが、そこに住んでいるこの細菌はサンゴにアミノ酸とビタミンをはじめ、あらゆる種類の重要な化合物を供給しています(中略)サンゴには、パートナーである藻類が十分な日光を浴びて光合成をできるように透明な水が必要なので───そのためにサンゴは陸地に近く、比較的浅くて水のきれいな場所で見つかる(中略)サンゴはつねにウイルスに感染している状態だが、自然界のどこを見ても、ウイルス感染は巡り巡って利益をもたらすことになる。人間を例にとると、ヘルペスのウイルスは他の感染から保護する力をある程度もっている(中略)ある種のヘルペスをもっている人は、食中毒のリステリア菌に感染しにくくなります(中略)ウイルスは自分の住処を守りたいからです。

理論的には、地球温暖化が起きれば、むしろ激しい気象は減る(中略)温暖化による海面上昇で沈没してなくなると言われたサンゴ礁の島々はむしろ拡大している。サンゴは生き物なので海面が上昇しても追随する(中略)地球が温暖化するときは、極地の方が熱帯よりも気温が大きくなる幅は大きい。すると南北方向の温度勾配は小さくなる。気象はこの温度勾配によって駆動されるので、温暖化した地球のほうが気象は穏やかに(中略)小氷期に気象が激しかったということも、同じ理屈で説明できる。地球が寒かったので、南北の気温勾配が大きくなり、気象も激しくなった

2000年くらいから地球の平均気温はあまり上がっていないわけですが、本当にCO₂が原因だったら、気温はずっと上がり続けなければおかしい(中略)IPCC(気候変動に関する政府間パネル)は人間が熱帯雨林を伐採すると、土壌が貧弱であるために砂漠化するのだと言い、温暖化するとこの状況は悪化すると説明した。これはまったくの嘘(中略)彼らの説明は、正しい説明(熱帯雨林の土壌が貧弱)を部分的に持ち込み、全体をごまかそうとしている(中略)なぜ土壌が貧弱なのかということの理由は、生物の厳しい競争が熱帯雨林で常に繰り広げられているから(※肥沃な土壌になる前に別の生物に吸収される為)(中略)実は、サンゴに関する理解も誤っていることが多い(中略)サンゴ虫自身は、自分の触手を使って海洋中のプランクトンを捕食するが、一方で、体内に共生する褐虫藻が行う光合成から得られるエネルギーも利用(中略)そして、体内から排泄する体液を使って蟻塚のように住処を成長させていく。これがサンゴ礁の実像(中略)サンゴ虫と褐虫藻が共生しているのは、海洋が貧栄養状態にあるため(中略)海洋中から必要な栄養素を十分得られないために、共生し合うことによってお互いの必要栄養塩を補完し合っている。つまりサンゴ礁というのは、貧困な海の象徴(中略)つまり、豊かな栄養塩がばらまかれるとサンゴ虫と褐虫藻は共生を解除して、それぞれが独立(中略)褐虫藻がサンゴ虫の体内から抜けてしまうと、サンゴ礁の白化という現象が起きる。これはサンゴ虫が死んだということではなく、褐虫藻が抜けたために色が白く見える(中略)人間の勝手な美観から、サンゴ礁の白化は悲惨な現象であり、美しい色とりどりのサンゴの海の小動物が死に絶え、砂漠化したという勝手な理解をしているにすぎない。そして、サンゴ礁の白化現象の原因が地球温暖化であるという根拠のない理由がとってつけられている(中略)もしサンゴが温暖化で死ぬのであれば、赤道地域のサンゴから真っ先に絶滅するはずである。しかし、赤道地域のサンゴ礁が白化しているというニュースなど聞いたことがない。※引用者加筆.

日本近海の海水温度の上昇は気候変動ではなく、大地震の予兆(中略)(人間が石油も石炭も使わなかったほぼ6000年前の縄文時代)東京の海が栃木県あたりまで広がるほど海面水位が高く、現在よりはるかに温暖化していたことは、関東地方各地の縄文人の海の貝の貝塚の遺跡の分布から明らかになっている

問題は、天空の城ラピュタが何なのかを知らずに過ごしていることだと思う。

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https://note.com/wandering_1234/n/n5d30d1ae9219


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