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一風変わったマンツーマンのリハビリプログラム

ここで大切なのは、自分が想像した物語によって、自分という人間が根本から変わるということだ(中略)実際に経験するリスクを取らずに、ある経験をしたと想像する(中略)実際に経験する試行錯誤で脳が書き換わるのと同じように、想像上の試行錯誤でも脳が書き換わっている

何か新しいことにチャレンジし、学び続けることで、脳に刺激が与えられ、新たな神経回路ができるため認知予備脳の働きは鍛えられます

「そんなことをして何になるの?」とまわりに言われるような、意味のわからないことをするのが投資です。いわゆるマイブームです

私は北朝鮮と韓国の統一が、そう遠くない将来に実現すると予想している(中略)朝鮮半島は観光地としても十分な伸び代がある国だ(中略)南北が統一した直後は、目新しいものが好きで冒険心を持つ人たちが、興味本位で朝鮮半島にやってくるだろう。そこには観光地もあるし、おいしい食べ物もあるから、やがて観光地としての魅力が世界に波及していき、多くの人が旅行を楽しむようになるだろう。あるいは両国のスキー場に世界中からスキーヤーが集まり、観光産業が発展する可能性もある。

一九九九年の独立記念日の週末に、ジョン・ハムディから電話がかかってきた。ハムディは、一五年ほど前に私がケンブリッジ大学のトリニティカレッジにいたときの仲間で、それ以来ずっとご無沙汰だったので、久しぶりに彼の声を聞くのは思いがけない喜びだった(中略)「君がいま、研究を中心にしているのは知っているけれど、実は、ラホーヤに住んでいる僕の父が、スキーで頭にけがをして、そのあと脳卒中を起こしたんだ。いまは右半身が麻痺している状態なのだが、どうだろう、一度診てもらえないだろうか。可能なかぎり最良の治療を受けさせたいと思っているんだ。

ポールはなんとか父親を助ける手立てがないかと模索した。そして(※医学生の弟と)ふたりは手を携え、一風変わったマンツーマンのリハビリプログラムを編み出した(中略)『おやじ、取ってきて』というたぐいのものだった」。ときには近隣住民が騒然とするなか、父親をポーチの掃き掃除に取り組ませたこともあった。だが、父親にしてみるとこうして苦闘することは達成感につながるものだった(中略)ポールは父親の回復ぶりに深く胸を打たれた ※引用者加筆.

脳卒中に見舞われた人や頭部に外傷を受けた人のために低強度レーザーを備えるべきだ。外傷性脳損傷に有効な薬物療法が存在しない点を鑑みれば、低強度のレーザー療法は、頭部の外傷にはとりわけ重要

ポール・バキリタが、脳に回復能力があると信じるようになったのは、自分の父親の経験があるからだ。 カタロニア地方の詩人で、学者でもあったペドロ・バキリタは、ひどい脳卒中に見舞われながら、驚異的な回復を見せたのである(中略)ポールの兄ジョージは、現在はカリフォルニア州在住の精神科医だが、当時は、メキシコで医師になる勉強をしていた(中略)リハビリについて、ジョージはまったくの素人だった。だが、それがかえってよかった。父親を回復させることができたのは、ジョージが悲観的な論理にじゃまされず、当時の常識をすべて破ったからなのだ。「歩くことを教えるよりも、まず這うことを教えようと決めました。『まず這うことからやるよ。しばらく這ってみよう』 そう話し、父に膝当てを買いました。最初は四つん這いです。腕も脚もしっかりと体を支えることができなくて、たいへんでした」(中略)毎日何時間もの練習をくり返すうちに、ペドロははいはいから立て膝で動けるようになり、ついに立ちあがり、そして歩けるようになった(中略)一年が過ぎる頃にはじゅうぶんに回復し、六八歳となったペドロは、ふたたび常勤の教授としてニューヨーク市立大学の教壇に立つまでになった(中略)脳卒中の発作から七年間、活動的な生活を続けた。コロンビアの首都ボゴタの友人を訪ねたとき、ペドロは高山に登った。二七〇〇メートルの地点で心臓発作を起こし、ほどなく死亡。七二歳だった(中略)重度の卒中を起こしても、脳は脳自体を再編成して機能を回復させるという証拠が見つかった。

バキリタの発見はこの研究分野に衝撃を与えた(中略)それは新しい時代の夜明け。感覚代行という時代の到来を告げるものだった。バキリタは自らの発見を端的にこうまとめている。「脳は皮膚からの情報であっても、あたかも目から来たようにして利用できる」

私自身、ドイツにいたころは、頭(脳)だけで思考し、頭が体をコントロールする物だと思っていた(中略)しかし禅と出会い、私の考えは一変した(※頭、脳からではなく末端からのアプローチも存在することに気づいた、という話。道元禅師のアプローチ)。※引用者加筆.

バキリタには気取ったところがない。五ドルのスーツを愛用し、妻から着てもいいというお許しがでれば、救世軍で手に入れた服を着る。妻は新型のパサートに乗っているというのに、自分は十数年前に買ったさびのでた車を運転している(中略)バキリタはアウトサイダーでいるのに慣れている(中略)バキリタには鼻にかけたところがまったくない。何時間も話していて、控えめながら自慢げな言葉を唇にのぼらせたのは、たった一度きりだった。「どんなものも、どこへだってつなげてみせる」彼はにこやかに言ったのだ。

当時まず、インディラ・ガンジー政権時代の法務大臣でありインド随一の弁護士であるシャンティ・プーシャンのもとに相談に行きました(中略)彼のアドバイスはこうでした。もし、公に訴訟を起こして裁判で負けてしまうと、その決定を覆すことはできない。裁判はいかにこちらに利があったとしても、優秀な弁護士を雇い、莫大な費用をかけないと勝てない。だから、下手な法廷闘争より、まずは民衆運動を起こし、世間の意識を変えていく方が良いというものでした。

もちろん、がん細胞や脳、集団ガスライティングの首謀者に焦点を当てることも重要だが、主眼は道元禅師的アプローチ、つまり対象とその周囲の末端へのアプローチに置くべきである。問題がない人へのアドバイスとしては、平均寿命は80歳、動ける寿命である健康寿命は72歳と言われている。骨密度は、女性では35歳から1%づつ減少し始める。男性は55歳から。ですから、骨密度を維持するための知識を身につけることも大切ですが、転んでも大丈夫な年齢、骨折率が低い年齢で、たくさん転びながら転ばない体勢を身につけることが一番大切だと思います。IQには2つのタイプがある: 知識を整理するIQと、感覚を理解する運動IQである。その中で、運動性IQが高いために発症するといわれる「うぬぼれ」によるがんがある。逆に、知識を整理するIQが高い人にも驕りによるがんがある。この2つのIQを向上させることが具体的ながん予防になる。ちなみに、私はスノーボードやスキーなどのレジャーが絡む場合でも、怪我をしないと決めているので、骨折や脱臼など病院に行くような怪我をしたことはない(ケガや病気はつらいものだから、無理はしない)。

関連リンク↓

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https://note.com/wandering_1234/n/nfd6b54a2dadf

https://note.com/wandering_1234/n/n8ff49ca04641

https://note.com/wandering_1234/n/n9975f31eb66e

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