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移動・色変え・編集自由自在! わたしのデジタル旅ノートと活用法
iPadのデジタルノートで残す旅の記憶
あなたは、旅ノートをつくったこと、ありますか?
旅ノートは、写真やパンフレットを切り抜いたりして旅の思い出を残すもの。旅前に作って、旅のしおり的な役割をもたせたりすることもありますし、アルバムみたいに写真を貼り付けたりと、作り方は人それぞれ。
わたしは旅好きで、毎年国内外問わずあちこち出かけてます。
その際、旅の計画を立てて記録を残す旅ノートをつくるのが好きなのですが、旅ごとに毎回凝ったノートを作るというのはハードルが高くて。
実は最近、わたしはその旅の記録をiPadでまとめて残しています。アナログなノートを使うのもいいのですが、iPadだとより簡単に手書きもできる!手書きのアナログ感を踏襲しつつ、デジタルの利便性が加わるので、本当に楽しくて、簡単にできるんです。
そんなデジタル旅ノート、ぜひいろんな人に作ってみてもらいたく、どんなメリットと活用法があるか、ご紹介したいと思います!
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デジタル旅ノートとは?
デジタル旅ノートっていう名前はわたしが勝手につけたものですが、iPadとApple pencil、手書きノートアプリ(goodnotesなど)を使って自由にまとめたもので、決まった形式はありません。
よくInstagramなどでトラベラーズノートなど、アナログの旅ノートが紹介されてますが、まったくそのままデジタル環境に移行しているイメージです。
↓旅ノートの中身についてはこちらのMarieさんの記事が参考になります!
紙の旅ノートとデジタルでの旅ノートは、どちらも旅の記録を残すためのツールですが、ともにメリット・デメリットはあります。
デジタル旅ノートのメリット
写真追加・編集機能がかんたん
まずはなんといってもスマホで撮影した写真をそのまま手書きノートアプリやメモアプリに手間なく貼り付けられること!iPhoneとiPadならAirDropで送ってもいいし、iPhoneにあるアプリに写真を貼っておいて、iPadで同じアプリを開くとそれが反映されているので、めちゃめちゃ便利!
さらに何度でも修正や情報の追加、やり直しがかんたんにできます。
この位置がよくないな・・とか、もっと写真を大きくしたい、切り抜きたい、コピーして何枚も使いたい、そんな要望をサクッと叶えてくれる。
例えばiPhoneのメモに残したこの写真を
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iPadのメモで開くと同じ画面になっている
さらに写真にマークアップ機能で、写真の上にiPad上で手書き文字で書くことができます。
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修正・移動・色変更も一瞬
コブハクチョウとメモ書きしたあと、人馴れしてると手書きメモをつけたけど、少しごちゃごちゃした画面になったから、位置を移動したい…!そんなときも、文字を選択して移動させればOK。選択画面のまま色を変えることも可能だし、文字の大きさを変更することもできます。
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これがアナログなら、写真をまずノートに貼り付けるところから大変…!
旅の最中にサクッと写真をまとめてメモしておいて、あとで付け足し編集する、なんてことも可能です。
写真やペン機能を無限に使える
自分が撮影した写真や、(個人で楽しむのみですが)ネットから拾ってきた写真もノートにドラッグするだけで貼り付け可能。四角くトリミングしたり、ハサミで切るようにフリーハンドでカットするのも自由自在です。
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ペンの種類も太さも自由自在。しかも欲しい色は全部使える!
写真や絵からスポイト機能を使って色を抽出することもできますし、なにせペンと違ってインクが減ることがない!「ペン先が乾いちゃって使えない〜」「インク減ってカサカサしてきた」とかもない!
凝りたい人は、Procreateなどのお絵かきアプリを使えば水彩から色鉛筆、ペンまで多彩な表現で記録もできます。
ファイルも何もかも全部iPadに収納!コンパクトで軽量
iPadに手書きノートアプリをインストールして、旅の写真だけでなく、レシートやパンフレットも写メしておけば、なくすこともない!
紙って結構重いから、旅先でもらった紙の類が手荷物の重量オーバー…なんてこともない。
iPadのなかにすべて収まり、かさばらず、持ち運ぶことができます。
検索や共有機能で欲しい情報を探す&シェア可能
キーワードを登録しておけば、検索機能で過去の記録を簡単に探し出すことができます。アプリによっては、探しておいたリンクをカード式でまとめておけたり、ノート同士をリンクできたり、自分のメモやノートをそのままSNSやメッセージで共有するなど、とデジタルならではの使い方ができます。
クラウドサービスを利用すれば、紛失のリスク減
iCloudやGoogleなどのクラウドサービスを利用すれば、データのバックアップができるので、大切な写真や旅の記憶が「ノートなくした!」と焦ることもない。さらに、ノートが溜まっていくと、大切なノートでも「そろそろ断捨離か…」なんてことも。デジタルデータならその可能性は限りなく少ないです。
デジタル旅ノートのデメリット
バッテリーの消耗が気になる
iPadの電源が切れたら見られない!!
電源を必要とするため、バッテリーの消耗が気になります。最近はどこにでも電源やUSB電源がありますが、とはいえバッテリー切れを起こさないとは言い切れない。また 直射日光下では、画面が見づらくなることがあります。
インターネット接続が必要な場合も
ネット接続がないオフライン状態では、一部の機能が使えない場合があります。とくにクラウドサービスを利用している場合、アプリやデータのアップデートやダウンロードがうまくできず、データに一時的にアクセスできないこともあります。
アナログの手触り感や手軽さには及ばない
デジタルデータになるので、貼り付けた紙の手触り、質感などはどうしても劣ると感じる人もいるかもしれません。
また、iPadのフォルダ内にノートはありますが、掃除中にふと手にとってパラパラページをめくる、というような偶然は減ってしまうかもしれません。
旅ノートの活用方法
旅ノート、実際にはこんな風に使ってます!
わたしの旅ノートの使い方はいろいろ。実際には手書きノートアプリ(NoteshelfやGoodnotesなど)とCraft(Notion)というドキュメント・メモアプリを併用しています。それぞれどんなふうに活用しているか?使い方などは追ってまた記事にする予定です!
旅の計画ページ(ToDoリストや持ち物リスト)
計画時にはたくさん調べてリンクを貼ってまとめておきたいので、わたしはパソコン上のCraftというアプリで事前に情報をまとめています。(iOSやiPad版もあり)
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できたページを旅のしおりとして友人と共有したりもできる
旅の思い出ページ(写真+手書きメモ)
旅の最中は毎日時間をとって振り返るヒマがないので、だいたい手書きノートアプリにその日撮影した写真を貼り付けておいて、空いた時間にメモを重ねて書いて思い出ノートとしています。
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旅の振り返り(気づき・次回行くときのメモ)
旅から戻ってきて、どんな時間だったか、もう少し時間をかけてデザインして残すようにしたら、より旅ノートが充実してきました。
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まとめ
iPadでデジタル旅ノート、イメージできたでしょうか?楽しそう!って思ってもらえたらとてもうれしいです。細かい手書きにこだわらなければ、iPhoneのメモアプリや専用のジャーナルアプリでも作れます!
手書きでiPadにメモしながらノートをつくると、アナログ感を残したまま、デジタルのいいところを最大限使えるので、めちゃくちゃいい。わたしは仕事の取材ノートなどもiPadに全面移行して、ペンとかシールなどの文房具をほぼ買わなくなりました。それはそれでちょっと寂しいですが、利便性には変えられないのだった…!
デジタル旅ノートはこんな人におすすめ!
スマホで撮った写真を使った旅の記録を残したい人
アナログ旅ノートをすでに楽しんでいる人(iPad所持ならなおよし)
スクラップブックや手帳をデコるのが好きな人
iPadをもっと活用したいと考えてる人
アナログ旅ノートをつくってる人は多いけど、まだまだiPadを活用してデジタルの手書き旅ノートつくってる人はまだまだ少数派です。
実際どんなやり方で作っているのか?
も、気になる人が多いと思うので、別途まとめていきますね。
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