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わんこたちとの思い出が教えてくれた大切なこと

これまでの人生で、3匹のわんこたちと一緒に過ごしてきました。
最初に家族になったのは、ジェフくん。
猟犬のセッターのミックス犬で、小学校低学年の頃から大学まで、ずっと僕のそばにいてくれた大切な存在です。
両親が共働きで、5歳年上の姉も忙しかったので、ジェフと僕で留守番をすることがよくありました。
トウモロコシが大好きで、雷が怖かったジェフくん。
晩年には、スズメたちに自分のご飯を分けてあげるような優しい面もあり、そんな彼がいてくれたおかげで、僕はどれだけ救われたか分かりません。

晩年のジェフくん

大学進学で京都に引っ越すときには、ジェフが残してくれた首輪を持っていき、心の支えにしていました。

次に出会ったのは、ユウくん。
元気いっぱいで、ヤンチャな柴犬のミックス犬でした。
実家に戻って自動車学校に通っていた頃、いつも彼が笑顔で迎えてくれたのを思い出します。
しかし、ある日、自動車学校から帰ってくると、ユウくんは突然亡くなっていました。
獣医さんから野犬狩りの毒を誤って食べてしまったのでは?と聞いたときの悲しさは、今でも胸に残っています。
あの時は本当にショックでしたが、ユウくんの明るい姿や、いつも走り回っていた元気さを今でも大切に心に刻んでいます。

そして、リョウくんとの出会いも忘れられません。
姉が学校事務をしていたとき、校庭に迷い込んできた野良犬がリョウくんでした。
最初は、ちょっと気難しく、警戒心が強い犬で、人が見ていると、ご飯を食べないような子でした。

リョウくん
リョウくん

僕は帰省するたびにしか会えませんでしたが、初めは吠えられても、2回目の帰省で一緒に何度もじゃれあって遊んだことで、彼に「兄」として認めてもらえたんです。それからは一緒に過ごすたびに距離が縮まり、今ではその時間がとても懐かしい思い出です。
いつもは外にいたリョウくんですが、僕がいると家の中に入りたがり、リビングまで入って寄り添ってくれました。
リョウくんはリンゴが好きで、彼のその姿を見るたびに自然と笑顔がこぼれました。
僕にとって、彼らと過ごした時間は、本当に大切でした。
僕の感受性のほとんどは彼らとの生活から育まれたと感じています。

いつか、またわんこと暮らす日が来ることを夢見ています。
わんこと過ごす日々は、特別で、心が豊かになる瞬間がたくさん詰まっています。
あーー、いつかわんこと暮らしたい🐾


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