「余裕がない」と言わなくなった
昨日ふと思ったんです。
そう言えば、ここ一年くらい
「余裕がない」って言わなくなったなと。
主に仕事で自分を追い込んでいたときは
何に対しても余裕がなくて、
「余裕がない」の一言で片付けてしまっていた。
仕事をフルタイムからパートに変え、
無理のない働き方を選んだ。
趣味や家のことに費やす時間が増え、
時間にも心にも余裕が生まれた。
友達からLINEが来たとき
前はすぐ返事する気になれないくらい
心に余裕がありませんでした。
「ごめん!余裕なくて返せなかった!」
私の定番の返信…😂😂😂
そういう返事も一切しなくなりました。
そんな話を夫にしてみたら
「確かにそうだね🤔」
「自分軸で生きてるのに他人のことも考えてるよね。そう考えたらすごいね。」
と、真剣に答えてくれた。
それを聞いて、超納得。
この一年、新しい出会いがたくさんあって、どれも大事にしてきました。
ときは遡り、昨年7月。
夜に夫と散歩していたら、泣き喚きながらこっちに走ってくる女の子が。
一緒にいた父親を見失ったらしい。
お父さん一緒に探す?
と聞いたら、ううん!と首を振って、「家に帰りたい!」と言った。
私は女の子をお家に送り届けることにした。
夫には、近くにいるだろう父親を探しに行ってもらうことにした。
結局、お家も父親も見つからず
「迷子の子を見つけ保護しています。」 と
警察に通販することにした。
数日後、警察から
「迷子の子のお母さんが、お礼をしたいようで、連絡先を教えてほしいとのことです。(無理な場合は断って大丈夫ですと)」と電話が来た。
私がお母さんの立場だったら、お礼を伝えたいだろうなと思い
「構いませんよ。伝えてください。」と答えた。
数分後、そのお母さんが電話をくれた。
とても感謝していただいた。
娘がランニングに出かけた父親の後を追って家を飛び出していき、行方が分からず、警察に捜索願いを出したのだそうだ。
「たまたま私たちが発見できてよかったです」
思いがけず人助けをした。
「直接お礼をしたいんです。」と、お母さんの熱い要望で、直接お会いすることにした。
気さくで明るいお母さんだった。
迷子の子と、そのお姉ちゃんと、おばあちゃんと、わざわざ4人で出向いてくれた。
1キロほど離れた場所のお家の方だった。
驚くことに、なんとお姉ちゃんが
私が支援員として働いている小学校の
隣の学区の小学校の特別支援学級の子どもだったのだ。
私が隣の学区の小学校で支援員をしていることを伝えたら
「すごい縁ですね!」と、お母さんとおばあちゃんと私で盛り上がった。
こんな展開になるなんて思ってもいなかった。
私は思い切って
「これを機に、お友達として仲良くしませんか?」
と提案してみた。
お母さんも同じことを思っていたそうで
「いいんですか!ぜひ仲良くさせていただきたいです。」と、その場でLINEを交換した。
そんなことがあり、
そのお母さんとお子さん2人とは、今では2ヶ月に1回会う仲になりました。
子どもたち2人にも
「ゆひさん」と慕ってもらって
いつも楽しく遊ばせてもらっています。
もし、時間にも心にも余裕がなかったときに、同じことが起こったら、同じようにはならなかったと思います。
そもそも、夫婦で散歩する気力もなかったかも。笑
所得が減ってしまったため
お金には余裕はないんたけど、
やっぱり時間と心のゆとりがあるたけで、充分豊かに生活できるんだなと感じています。
それに、夫の言葉通り、
自分のことだけでなく他人のことも考えられるって素敵じゃないかと自分を褒めた。
話は変わりますが
今月、初めて人工授精を受けましたが、不思議と心に余裕があるのです。
毎月ソワソワしている生理前のこの時期も、基礎体温に一喜一憂することなく、安定した心で日々を過ごしているのです。
なんだか、今月の私は冷静。
あの頃の余裕がない私じゃない。笑笑