「太極拳が高齢者の転倒リスクと転倒恐怖感に与える効果について!」
こんにちは!
「からだの家~オンライン勉強会グループ~」運営です!
前回に続いて2回目の投稿になります!
今回は"転倒恐怖感” ”太極拳"に関する英語論文を読んでみたので、自分なりに要約し記事にしてみようと思います!
1つの情報として気楽に読んでもらえると嬉しいです( ´∀` )
👇が今回読んだ論文になります。それでは、スタート!
要約
この研究は、太極拳の運動が高齢者の転倒リスクと転倒恐怖感に与える影響をランダム化臨床試験を通じて調査した。
太極拳を実践する介入グループは、コントロールグループと比較して、
転倒リスクと転倒恐怖感の両方が有意に低下したことが示された。
これは、太極拳の運動が高齢者の転倒リスクを減少させ、転倒恐怖感を軽減するのに有益である可能性があることを示唆している。
はじめに
「転倒」は高齢者の間で大きな問題であり、重大な健康リスクをもたらす。運動プログラムなどの予防策は、転倒リスクを低減する上で重要だといわれている。
太極拳の運動は、これまで高齢者のバランス改善や転倒恐怖感軽減の潜在的な利点を研究されてきた。この研究は、高齢者の転倒リスクと転倒恐怖感に対する太極拳の運動の効果を評価することを目的としている。
方法
研究では、Bergバランススケール(BBS)やFall Efficacy Scale-International(FES-I)などの標準化された質問紙を使用して、参加者の転倒リスクと転倒恐怖感を評価した。
太極拳を実践する「介入グループ」と通常の日常生活を行う「コントロールグループ」を比較した。
結果
太極拳を実践する「介入グループ」において、
●転倒リスクが44.2%
●転倒恐怖感が33.6%
有意に低下した。介入グループは、8週間の運動プログラム後に改善されたバランスと転倒恐怖感を示した。
考察
研究結果は、太極拳の運動が高齢者の転倒リスクと転倒恐怖感を効果的に低減することを示唆している。
太極拳は、高齢者のバランス改善と転倒恐怖感軽減のための有益な運動プログラムとしての活用を支持されている。
さらなる研究と太極拳の運動プログラムの実施は、高齢者向けの転倒予防戦略に貢献する可能性を示唆している。
結論
この研究は、太極拳の運動が高齢者の転倒リスクと転倒恐怖感を低減する上でポジティブな影響を示した。この論文から、高齢者のバランス改善と転倒恐怖感軽減のために太極拳の運動プログラムを健康管理や転倒予防の取り組みに取り入れる重要性が強調された。
ここまで読んでいただきありがとうございました!
これから少しずつ皆さんに是非共有したい情報などあれば記事にしていこうと思います( ´∀` )
それではまた次回お会いしましょう!
※あくまでも重要なポイントを要約してお伝えしているものです。
個人的な見解はできるだけ排除しておりますが、ご自身でも全文をご一読くださいますようお願い致します。