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わ・だいこ

たいこ
たたく
たのしく

京都造形芸術大学時代の和太鼓
サークルの後輩、井上啓(いの
うえ あきら)くん。
性格は、まじめ、まっすぐ。
素直な、ザ・日本人。

彼は、おそらく現在進行形で、
日本で一番、外国人に和太鼓を
教えている希少な人物。

多い時で、1日100人の外国人に
和太鼓を教えるアキラ先生。

東京・浅草のホッピー通りのお店で
彼と飲んだ。お酒がすすみ、店の扉
は開けっぱなしの空間で、野外の
カラオケ。和太鼓で培った複式呼吸
なので、マイクいらず。
5軒隣の先まで、彼の美声は響き渡る。

一通り、彼の想いを聞いた。

和太鼓の素晴らしさを世界に伝えたい。

自然に生かされている事、祈ることを
和太鼓を通じて伝えたい。

彼の想いに共感し、私のボランティア
引き出しの1つを使い、手伝うことに
しました。
ちなみに、最大5つまであります。

アキラくんが、私太鼓を通じて外国人
と接触する回数は非常に多い。
そこで、コミュニケーションのツールを
デザイン。まずは、ロゴマークと名刺。

次はTシャツでも作ろうと考えてます。

外国人にわかる、ひらがな。
認識しやすい太鼓をイラストにする
ことによって、井上くんに和太鼓
レッスンの依頼がもっとくるように。

井上くんの生まれは静岡県御殿場市。
外国人へのコミュニケーションの
きっかけとして、このネタを使わない
訳はない。名刺の肩書きに富士山
マークを追加。

これがまた修正。富士山は見える方向に
よってフォルムが違う。御殿場市側から
眺める富士山は、宝永山が描かれていない
と、本物ではないらしい。

早速、宝永山を加えてデザイン修正。

彼の悩みは、営業力。和太鼓を知りたい
外国人は多いにも関わらず、直接、井上
くんに依頼がこないことが課題。

和太鼓と太鼓を叩ける空間は都内には
いくらでもある。

体一つで、依頼がこれば仕事ができる。

来年の東京オリンピックでさらに、
インバウンド需要が増え、日本の
伝統文化に対する需要が高まる。

たいこ
たたく
たのしく

イノウエ ヒラク
(井上 啓)

彼の実直な人柄があれば、必ず
成功すると思い、微力ながら
力を貸した先輩のお話でした。

経過を見守ります。

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