TOEICのプロから学ぶ授業のあり方
英語の授業とTOEICに向けた学習、どれくらいリンクしているでしょうか。
それぞれ別物ではなく、
同じ英語を学習するということには変わりはありません。
私がこれまでに感銘を受けたTOEICの指導のプロ、
千田 先生
関 先生
どちらも、書籍の数だけみても、
凄まじいカリスマ性をお持ちです。
特に千田先生の講演会に参加させてもらったことがあるのですが、
絶対的な英語の量がまずは必要であるとおっしゃってました。
以前の記事でも書かせてもらいましたが、
言語の習得にはインプットが絶対的に大量に必要です。
その上で、インテイクを促す活動が定着や自動化のために大切になってきます。
お二人ともの学習方法で強調されていることは、
①シャドーウィング
②ディクテーションなどが
もちろん挙げられるのですが、
TOEICを解く際に出てきた英文を、
ディクテーションしたり、
シャドーウィングしたり、
そして、音声的なつながりを正確に理解したり、
など、
習った問題を流しっぱなしにせず、
かなりあの手この手で理解できるように学習形態を変化させている
というところに、指導の丁寧さを感じます。
私自身は、
自分自身のリスニングの指導の不十分さを、
お二人の実践から痛感します。
また、それらは
自律的に学校を卒業した後も自分で英語を学んでいくための方法であり、
授業の中で経験させていくことが、
生涯的な学習の一助になるのだと感じます。
Twitterの英語学習アカウントを見ていると、
問題集を解くことのみの学習をされている方も多いようですが、
インプットからインテイクをいかに丁寧に行うかが大切なのだと感じます。
TOEICや英検での自主学習の蓄積が、
学校での英語の授業の指導方法と重なるような、
そういった議論があるとまた楽しいだろうな〜