【KOBE MURAL ART PROJECT】
こんにちは、WALL SHAREです。
今回、実行委員としてアートプロジェクトに参加してきました。
■舞台は神戸
山と海に囲まれた美しいまち並みを誇り、港町として多彩な文化が融合する都市です。価値のある文化施設や建築物に囲まれ、アートやデザインが身近に生きているのも特徴の一つです。
そんな神戸の街づくりに深く関わられている方が実行委員の代表となっています。
■秋田さん
公務員っぽくない思考・行動、そしてストリートダンサーという経歴から「変態公務員」などの愛称で呼ばれ、親しまれています。
子供から大人まで楽しめるアートをたくさん増やしたい、そして世界中のアーティスティックな若者が集い、市民によってアーティストが評価され、育てられる文化を醸成させたい。
という秋田さんの思いがプロジェクトの根底にあります。
■第1弾の制作地 市庁舎2号館
1957年から60年以上、1995年の阪神淡路大震災から25年間、神戸市役所の庁舎として活用されてきた2号館が2020年秋に解体される予定です。これまで頑張ってきたこの建物に感謝してお別れしたい。
上記の想いから市庁舎の南北の壁面が制作場所として決定いたしました。ミューラルアートの制作場所としては非常に珍しいですよね。
併せて、市庁舎付近にあるクーリングタワー壁面(こちらも取り壊しが決まっています)も制作場所となりました。
アーティストが作品に魂を吹き込み、建物の華々しい最後を彩ります。
市庁舎北側(HITOTZUKI)
■クラウドファンディング
アーティストにきちんと対価を支払うことを目標の一つに掲げていることから、資金調達はプロジェクトの必須条件です。
そこで今回、クラウドファンディングを活用することになりました。
たくさんの方にご支援をいただき、各メディアからの発信も追い風となって、250万円の第1目標を1週間で突破し、最終的に250万円UPの500万円を突破しました。
併せて、各方面の方々にもスポンサーとしてご協力いただきました。
皆さま本当にありがとうございました。
(*WALL SHAREは180°として掲載)
■さいごに
今回の第1弾は2020年7月13日から8月14日までの約1ヶ月間行われました。
暑い中ではありましたが、自らの作品を完成させることに情熱を捧げ、素晴らしい作品を描いてくださったアーティストの皆さま方ありがとうございました。
ボランティアスタッフの方々も精力的にご協力いただいたおかげで大きな問題もなく無事に終えることができました。
参加アーティスト
*上から50音順で掲載
KAC ONE
COMIC HEADS
SAG
佐藤未瑛
TITI FREAK
HITOTZUKI
VERO&KERO
クーリングタワー南側(KAC ONE)
神戸に来ることがあれば是非ご覧になって下さい。
今回のプロジェクトを通してWALL SHAREが改めて感じたことは、
アートが持つ「人を惹きつける力、心躍らせる魅力」です。
市庁舎南側(TITI FREAK)
少し街を見渡せばアートがあって、少し歩けばまた別のアートが。
日常に潜む心が踊る瞬間を少しでも増やしたい。
改めてそう感じさせてくれたプロジェクトであり
WALL SHAREが目指す世界観がより深まった気がします。
今後も、2弾、3弾とプロジェクトを展開していきますので
どうぞ楽しみにお待ちください。