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今年の本番まとめ
先月末、今年の分の本番が全て終わりました!今年は、秋にいつも入りがちな依頼演奏がなく、毎年恒例の行事のみでした。今年初めの本番については、こちらをご覧下さい。
フルートフェスティバルin山梨
コロナ禍に突入して初、前回から実に5年ぶり(!!)の開催となるフルートフェスティバルでした。
今回は、コロナによる自粛期間の真っ只中に亡くなられた先生の追悼企画と、オルガンとのコラボがありました。追悼企画で演奏したケシックのアヴェ・マリアは、その先生の一番弟子ともいえる方で、現在山梨県や都内を中心に活動しているフルート奏者の方がソリストを務め、その後で演奏したヴィヴァルディの「春(第1楽章)」でもご一緒し、意外な形での共演となったのでした😶生きてる間に同じステージに立てると思っておらず、何となく戦々恐々…でも、本番は何だかんだで楽しんでた記憶があります。
初めての参加の時からずっとご一緒している方が何名かいらっしゃり、久しぶりに顔を見られて、変わらず演奏を楽しんでいらしてホッとしました🙂あと、別の所で共演していた人とも今回のフルフェスでまたご一緒する機会があり、やっぱり引き続き続けていきたい行事であると実感…😶同じ頃、ある楽器を演奏する人から、「山梨県内にはトランペットとトロンボーン、クラリネットの同族楽器の大規模アンサンブル集団があるのは知っているし、コンサートにも足を運んでいるけど、フルートもそういうのあったんですね😳」なんて言われました。(この場合は団体じゃなくて2年に1度のイベントだけど😅)
何より、フルートの大規模アンサンブルってやっぱり楽しい!
ソノリテ甲府吹奏楽団定期演奏会
今年は音楽監督の就任20周年を記念したプログラムでした。幕開けは、ショスタコーヴィチの祝典序曲で、これは就任10周年を記念した10年前の定演でもプログラムの一番最初に演奏したものであり、何より現在の音楽監督が就任して初の定演でプログラムの一番最初に演奏した曲なのです😶節目節目でやっていくのが通例みたいになっていますね🙃
そして、他にも過去の演奏会で披露した曲がいくつか採用されており、グレインジャーのリンカンシャーの花束のピッコロソロは本気で緊張…😓アンコールで演奏した風がきらめく時でもピッコロのソロがあり、そちらがなかなか上手くいかず四苦八苦した記憶があります😥(これは前回の記事でも書きましたが)今度のウィンターでもピッコロを吹く機会が与えられたため、苦手意識を捨てないとな…。
門下ミニ発表会
こちらのコンサートは、諸事情によりなかなか出られませんでしたが、この度初参加となりました。曲は、4月に入ってから練習し始めたシューマンのアダージョとアレグロです。
会場も大崎の日本海というお寿司屋さんで、同じ先生の門下生の方が紹介して下さった場所でした。
なにぶん初めての会場で、本来はコンサート会場ではなく食べ物屋さんとして作られた所なので、果たして音が響くのか吸収されやすいのか、まるで検討もつかず緊張しっぱなしでしたが、着いてみたらクラシックのコンサートも定期的にやっていて、お知らせがいくつも出ていました。響きはまずまずで、ステージの内装は、何となくライブハウスみたいな感じです。次の発表会(来年2月)も同じ会場を予定しているため、今度は会場の雰囲気に合わせてロマン派ではなくポップスに近い曲を演奏してみようかな、と考えています🙂(ショッカーの後悔と決心とか)
甲府市文化祭
持ち時間は1団体20分程で、大体はいつも3曲、というプログラムになりがちな本番ですが、今年は10月に入ってから1ヶ月くらいしか練習期間がなく、本当に突貫工事になりかけてました😵💫今回は、
・さくらのうた
・愛の讃歌(ニュー・サウンズ・イン・ブラスver.)
・ラデツキー行進曲
というプログラムで、何と10数年ぶりにさくらのうたを演奏したのです😳しかも、もう1人の人が本番に乗る事になってから初めて曲を知り(吹奏楽コンクールの課題曲だった2012年当時は、大学のオーケストラ部かOBオケに所属しており、吹奏楽から離れていたそう)、かなり苦戦していました😵💫でも、久しぶりのさくらのうた、初めて吹いた時よりいい演奏できてたらいいなぁ。
愛の讃歌は、自分なりの表現の仕方ではダメな気がして、エディット・ピアフの音源を聴き(どうせならここに近づけろ、と言われるような気がしたのです)、真似してみるも何かが違う…😥しまいには大慌てで元々のフランス語の歌詞とその翻訳を検索し、楽譜にどうにか書き写し、袖に行くまでフランス語の歌詞を何となくで歌い(小声で😅)、演奏に昇華できるよう苦心しました。
そして、最後のラデツキーは会場のお客様の手拍子も加わり、アンコールまで🤯そして、ラデツキーのかなりの短縮バージョンを演奏したのでした🙃
アンサンブルコンサート
今年最後の本番は、ソノリテのアンサンブルコンサートでした。甲府市文化祭で共演した人が出られず、なんと今回はフルートデュオで出る事に🤯
一緒に吹いたメンバーは、何とフルートアンサンブルそのものが初めてで、いつもこの手のイベントになるとフルートが2人以上おらず、いつも木管か混成のアンサンブルで出ていたそう。そのためか、「編成はどうあれ、フルートアンサンブルで出たい」と本人からの希望があり、ピアノ等の伴奏なしのフルート2本のアンサンブルをする事になりました😶曲は探してみると色々あるもので、今回はYouTubeで見かけて気に入っていたテレマンの2本のフルートのためのソナタ(D dur)を演奏しました。讃美歌のようなきれいなメロディが素晴らしく、吹いてて楽しかったな〜☺️
フルートデュオは、伴奏なしだとそれぞれの力量が問われる編成で、アマチュアはまずやりたがらないし、音大出身で何人も腕の立つ人を輩出している先生でも敬遠する事があるものですが、それでも、後日メーリスにて送られてきたアンケートの集計結果ではなかなか好評で、思わず驚愕😲そして、「フルート2本でここまで聞かせられるなんてすごい」という感想も😳やっぱりできないことって何もないんですね…😶
終わりに
余談ではありますが、ソノリテの定演は、昨年はスピッツのツアー初日と重なりましたが、今回はアニメソングのイベントあり、山梨交響楽団やジュニアオケの練習もありと、文化ホールのどこかで何かしらやっている状態で、駐車場が大混雑していました😓でも、今回は450人近い集客があり、小ホールがほぼほぼ満席になったそうです😮
今年は、ここ最近多めだった吹奏楽や個人での依頼演奏がなく、コンサートシーズンは出演時間少なめの毎年恒例の行事のみ、という昨年よりも随分おとなしい秋でしたが、一つ一つが大きかったし、内容も濃い!次の本番は、来年2月です。また改めてお知らせ出します😊