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ときにはシュールに

 ぼく、まだガラケーを使ってるんです。もっと正確に言葉にすると、ヘルパーさんがぼくの必要に応じて操作しているわけです。
(さすが、いきなり説明がくどい💗)

 ところで、「木に実(な)る人」、「弁慶が止まらない」、これ、なんだと思いますか?
 実は、ぼくのガラケーに登録されたヘルパーさんたちの愛称なんです。
 ぼくねぇ、noteの投稿の中で「軟弱な小市民」って自称したけど、すごくこだわっていることもあるんですよね。
それは、ヘルパーさんにかぎらず、だれとでもフラットな関係をつくりたいってね。

 とても難儀(おじさん言葉)なことだけどね。
だって、ぼくの「生活」している家に、ヘルパーさんは「仕事」としてやってくるわけでしょ。そりゃあ、暮らす人と働く人の立場の違いはでてくるし・・・。

 おまけに、制度的には、利用者と支援者なんて枠組みがあるわけですよね。
 人間って弱いしねぇ、どうしても「支援」なんて背負ってしまうと、上から目線で接しちゃうしね。
ぼくなんて、ご飯も自分で食べられないし、オシッコもウンチもみんなお願いしなくちゃならないとなると、どうしても強いこと言えなくなっちゃうんです。
(もし、ヘルパーさんが読んでおられたら、立場を逆転させてイメージしていただけると、すこし気持ちがわかってもらえるかも、です💗)

 でもねぇ、一日八時間も働くとすると、一生のかなりの時間を自分の、家族の生活のためにお金儲けに励まなければならないわけですよね。

 ということで、お金プラスαが大事かな?って思うんです。
ぼくはぜ~~んぶひっくるめて「楽しむ」と言っちゃうんですけど、探究派はよりストイックに技術を高め、人間大好き派は仕事先のお家で楽しく一人ひとりと関係をつくればいいんじゃないかと思うんです。
(やぁ、ちょっと説教くさくなったなぁ、いかん、いかん( ;∀;))

 ぼくは暮らしている側だけど、断然、人間大好き派なので、どうしたらフラットな関係をつくれるか、あれこれとやっているわけです。
(いいかげん本題に入らないと)

 さて、ぼくが最初に挙げたヘルパーさんの愛称なんです。
「木に実(な)る人」くんは、事業所の中でいちばん楽しそうな背中をして、障害者の人たちとおつきあいしていて、制度上の都合でわが家には来れなくて、ぼくはいつも「きになっている」人なんです。ダジャレ大好きなぼくは、こんなん考えました。いかがですか?

「弁慶が止まらない」さんは、坊主頭で体格もごっつくて、見かけからして薙刀を振りまわしてほしい感じです。
こちらはストイックで、特技と専門的な知識を活かして、いつもフル回転されています。本当に止まったら、あの世へ逝ってしまわれるかも、です。

 そんなぼく、以前はヘルパーさんから「明日はいかがさせていただけばよろしいですか?」とか、「かしこまりました」なんてメールが来ると、機嫌が悪くなってたんです。

 でもね、予測変換に気づいたんです。みなさん、忙しい中で働いておられるので、ついつい先頭をクリックしちゃうんですよね。

 再び、でもね、一人ひとりの顔を思い浮かべながら、メールしてほしいし、障害者や利用者ってひとくくりにされると、ちょっとしんどいんですよね。

 「支援」って、なんなんでしょうかね💗

 


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