【walk on コラム vol.26】股関節痛でお悩みの方へ
いつもご観覧ありがとうございます。
宇都宮でフレイル・生活習慣病・認知症の予防に力を入れている運動施設、健康管理教室walk on代表
健康運動指導士 の 平野太一です。
今回は股関節痛について記載をしていきます。
股関節に痛みを抱えている方は多いです。
病院に行っても「年齢のせいですね」「原因が不明」と診断を受けたり、手術の選択を迫られることもあります。
walk onのお客様で股関節の痛みが改善したという方は多いです。その中には手術をした方がいいと医師に告げられたが手術をせずに済んだケースもあります。
股関節の正しい動かし方や正常な可動域に戻していけば良くなるケースが多いです。
【股関節とは】
腿の骨の頭と骨盤のくぼみとの間の関節です。
股関節は、人が立ち上がったり歩いたりする際に重要な役割を果たします。
股関節は人間の体で最も大きな関節の一つであり、多方向に動くことができます。
これにより、人が座ったり立ったり、歩行や走行時の動きを可能にします。
正常であればあらゆる方向にスムーズに動くはずの関節です。
【痛みが出る要因】
股関節痛は、一般的な原因には、関節炎、骨折、股関節の変形、筋肉や腱の炎症などがあると言われています。
股関節の痛みが出る要素として、
①股関節が動いていない(機能していない)
②周辺の筋肉をつける
③柔軟性の問題
④動かし方に問題がある
上記の理由で関節や筋肉、腱などに炎症が起きたり、変形したりします。
【改善方法】
①股関節を痛みがない範囲で動かす
股関節はいろんな方向に動きます。痛い方向には動かさず、痛みが出ない方向に軽く動かしていきます。動かし続けると滑液が出てくるので滑りが良くなると言われています。
②周辺の筋肉を鍛える
特にお尻の筋肉が低下してしまっている方が多いです。お尻の筋肉がつくと股関節の動かし方がスムーズになったり、そもそも股関節の負担を抑えることができます。
③柔軟性の獲得
硬いと可動域を制限してしまっているので、柔軟性を獲得することはマストです。
まずは痛みのない範囲で内腿やお尻、腿の後ろ、前腿などストレッチしてみましょう。
④正しい動かし方の習得
股関節を折るという動作ができない方が多いです。
椅子に座る際などお尻を突き出す感覚で股関節を折ります。
文字での説明は難しいですが、上記がポイントになります。
【まとめ】
股関節の痛みがある場合はもちろん無理な動きはしていけません。ただずっと安静にしていても痛みが無くなるわけではありません。
運動で身体の使い方や筋肉を上手に使えれば痛みも軽減するかもしれません。