ウォークチン

ホテルのフロント、新聞配達員、内装会社員、飲食店店長と職を転々とし、生活拠点も沖縄、カナダ、東京、埼玉、千葉、岩手と移動を繰り返しいている中で自分の中から湧いてきた事柄を綴っています。

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最近の記事

使うためのしまい方と引き出しの選び方

経験から得たものを自分の引き出しにしまっておき、長い年月の中で必要に応じて取り出しその場に活かすということは誰しもやってきたことではあると思う。皆誰しもたくさんの引き出しを抱えて生きておられるかと思う。 私は引き出しにしまう前にそのものの【外側を削ぎ落としてからしまう】。そして幾つかある中で、今この状況に使えるのはどれか【引き出しの選び方】に注意している。今日はその2点について綴ろうと思う。 まず削ぎ落としてしてからしまうことについて、少し噛み砕いていく。 流動的に変わりゆ

    • 生活するのと旅行するのとでは稼げ方が違う

      私は台風の進路予測図をみることであと何時間くらいで自分の生活圏がどの程度荒れるのか、体感でわかる。 幼少期を沖縄で過ごしたので、台風のシーズンになればよく朝のテレビで台風の位置を確認して学校が休みにならないか期待してみていた。 サイズと暴風域の広さ、台風の目の位置、移動スピードが子供ながらになんとなく体に染みていた。 関東圏でそれが活きた時期があった。 とある飲食店に勤務していたとき、その夏の台風の時期にもやはりニュースは騒がしかったのだけれど、台風の進路図をみて「これくら

      • 偏見と先入観が味覚を変えていないか

        全世界中の飲食店で、思い込みと前情報による【味覚操作】がどれほどなされているんだろうか。 従業員に必ず料理やお酒の説明をするように指示する飲食店は少なくない。では、親切が度を過ぎ情報を与え過ぎた世界において、食する側には何が起こるだろうか。 疑いもせず店員さんから説明された言葉で脳内をペンキ塗りして食べる。それがそうであると思いこんで飲み込む。豚を「コレは牛だ」と言われれば、脳内で豚が牛になる。そんなことを繰り返しているうちに、まっさらの状態から自分で感じる感性は鈍り、気づけ