50歳は早寿
40からは初老
今日は40代、明日は50代になるくまがいです。
パリオリンピックの馬術で銅メダルを獲得したメンバーを
初老ジャパン
と言っていたのは記憶に新しいですね。
しかも流行語大賞にノミネートされていました。
広辞苑には
「40歳の異称」「老境に入りかけた年ごろ」
のことを初老というのだとか。
そしたら50歳にも
そういう呼び名、異称があってもいいのでは??
と思って調べました。
50は「早寿」と「知命」
2つ見つけました。
ひとつ目はタイトルにもある
早寿(そうじゅ)
これは奈良時代の貴族が還暦前の10歳刻みで
お祝いをしたのの総称だそうです。
だから30歳も40歳も50歳も
「早寿よ〜お祝いしましょ!」と
宴を開いたのではないでしょうか(憶測)
もうひとつは
知命(ちめい)
このソースは孔子の言葉
五十にして天命を知る
からです。
三十にして立ち
四十にして惑わず
五十にして天命を知る
六十にして耳従(したが)う
七十にして心の欲する所に従いて矩(のり)を踰(こ)えず
逆に
39まで、迷いながら生き
49まで、なぜここに居るのかも分からず
59まで、人の言うことに従わず
69まで、規範やルールを乗り越えて
生きるのかも知れません。
なんか納得したわ、孔子さん。
四十路、五十路と言ったりもしますし
五十の手習と聞くと
なにか新しく学びたくもなりますが、
多趣味なのでこれ以上増えたら大変です。
でも子供の時にやってた書道の再開や
DTPで音楽の編集をしたいという夢は
捨ててません。
50年生きて、何が変わった?
怒らなくなりました。
時間がなかったり、思い通りにならない時は
焦ったり、イライラはしますが
怒らなくなりました。
私よりも穏やかで平和なベテランと比べたら
ダメな方だと思いますが
過去の自分比なら
格段に穏やかで平和な毎日を送っています。
あとは生きる時間を意識する時間が増えました。
50は節目ではあるけど
マラソンやトライアスロンみたいに
あと5kmで終わりだな
この先は上り坂です!
なんて誰も教えてくれない
もっとも厳しいレースです。
残された時間が
長いのか短いのかわかりませんが
生涯現役の指圧師として
人の役に立てれば本望です。
大好きな仕事に就けることは
多くの人たちに助けられているからです。
優しい来院者さまや
協力してくれる友達たちに支えられてます。
いつもありがとうございます。
幸せ者です。