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FTRみなの50Kで5位入賞

FTRみなの50kって?

当院はアスリート専門の治療院ではないので、タイトルを見て、何のことやら?と思った人へ簡単な説明から。

トレイルランニングは山の中を走りながら楽しむ競技。
マラソンに比べ、アップダウンがあり、岩場や濡れて滑りやすい斜面などの不整地があり、危険要素が多い分、五感もフルに発揮するスポーツです。

自然の中を走りながら山の四季折々、時間の経過と共に変わる空の色や空気感を楽しむことがトレイルランニングの醍醐味です。

距離は30kmと50kmがあり、今回は50kmにエントリー。
マラソン大会の42kmは何度か完走していますが、それを超えることができるのか?不安とワクワクで挑みました。

スタート前なので元気そう😄

前泊入り

土曜は仕事を早めに終えて、秩父へ。
寝るだけなので安宿を探し、4人部屋のドミトリーにしましたが、部屋には誰もいません。最初の到着でした。

ベッドに入って寝ようとすると同室の人が次々と到着…その繰り返しなので、何度も目が覚めてしまい決して良い睡眠とはいきませんでした。
でも7時間くらいは横になっていたので、肉体疲労は抜けたかな?

こんな日にはひまし油湿布の出番です。詳細はこちら
当院オススメの疲労回復アイテムで、大会前日は必ず行います。

朝4:00起床

コンビニで買えるもので朝ごはん。

サプリも飲んで疲れを溜めないカラダに

早起きしてゴソゴソ準備をすると他の人に悪いので、コミニティルームのようなところで食べました。
玄米ご飯が大好きなので、レース前はコンビニの玄米をチンして食べます。
マラソンやトライアスロンも含め、スタート3〜4時間前に完食がセオリー。
お腹に未消化の物を残さず、食べたものがエネルギーになる時間です。

製氷機があったのでハイドレーションパックいっぱいに氷を詰め込みました。

ハイドレーションパックは点滴のような袋に長いホース、ストローが付いていて、そのパックを背中のザックの中に吊るして、走りながら水分補給するものです。この作戦がかなり有効でした。

イメージ
水の代わりに氷だけを詰め込みました。

友達と合流。
会場で受付を済ませ、ゼッケンをもらい、荷物を預けてスタート待ちです。

走る前、友達とパチリ

5位入賞

結果から申し上げますと、女子5位入賞✨
表彰式でお立ち台に上がれたのは嬉しかったです。
ちなみに写真中央の友達は4位入賞の強者。

総合61位/382人は上位15.7%
嬉しくて走る前より元気そうです

ここから先はレース中に何があったのか、思いつくままに書いていきます。
実録50km山を走ると人間はこうなる!みたいな話。
まとめて書こうとするといつまでも筆が進まないので。

水分6リットル

皆野町は盆地だそうで東京よりも暑くなります。土曜の気温が39℃、日曜当日も36℃まで上がりました。

先述の背中に氷を背負って冷やしながら走り、溶けてきた水を飲む作戦は我ながらうまくいきました。氷がすぐに溶けないように、背中にゴツゴツ当たらないようにタオルで包んだのも良かったです。

北海道出身の私は暑さに弱く寒さに強いと思われがちですが、全く逆で、暑さにめっぽう強い。暑くないと言えば嘘になりますが、暑くてもそれが苦痛にはなりません。
とは言えトータル6リットルの水分補給をしました。8時間23分も動き続けてそれくらいです。

その後ラーメンを食べ、温泉に入って体重が1kgしか減ってませんでした。山を50km走っても1キロしか減ってないなんて、体重計が壊れてるかと思いました。

足攣り予防はめんつゆと梅干し

大会の規定で1リットル以上を持って走らないといけませんが、10キロづつくらいにエイドステーションが設置されています。

食べたいものがたくさんあるのに
暑くて食べられなかったことが悔やまれます

以前に出た大会で感染症予防のためにペットボトルの水だけが配られました。スポーツドリンクではなく水ばかり飲んでいたら盛大に足が攣ってしまいました。
すぐ塩タブレットを6個噛み砕くと10分以内に足攣りが収まったという経験から、塩分補給の大切さを思い知ったのです。

今回も塩タブレットを準備しましたが予想気温は36℃。万が一に備えソフトフラスクにめんつゆを入れ、少しづつ塩分補給を心掛けました。

手のひらサイズ100cc

しかし一日中全身からしょっぱい汗を吹き出していると、ミネラルバランスも崩れます。

40km過ぎに足が攣りかけたので、エイドステーションにある梅干しを7個も食べました。トングで手のひらに梅干しを載せてくれたボランティアの方も、お代わりください!と何回も言われて引き気味でした。

お腹の強さが大事

レース前は💩をして少しでも体重を減らしたいです。
またレース中にトイレに寄ってタイムロスしたくありません。
幸い私は快便な方で大会の朝は2便まで来ます。汚い話ですが、ちょっと自慢のお通じです。

レース中のお腹の強さは「人による」です。特にトレイルランニングは体が縦に揺れ続けますので、そんな状況でも消化できる人はかなりの強者です。

私の場合ですが2時間くらいまでは固形物(おにぎりやパン)を食べれますが、それを過ぎると食べても消化できず、腹に残る感じがするので、ジェルでエネルギー補給します。
今回は暑さで胃腸がバテることも考慮してジェル一択で補給しました。

全部で獲得標高2500m

後半で💩したいような?したくないような・・・?
水分とジェルしか摂っていない状態で、ずっとお腹は縦揺れしてます。

💩がゴールしたがっているのでは?疑わしい便意ですが、漏らすとたぶんメンタルが傷付きます。

気になって仕方がないので、途中のトイレに駆け込みました。
しかし💩全くゴールする気配がありません。
なーんだ。

小腸なのか大腸なのか直腸なのか。走り続けて体が揺れているとそんな感覚さえも分からなくなるようです。
一つ経験値が増えました。

最後の5kmは頑張ると決めていた

私の目指すところはロングのトライアスロンで好成績を収めることで、今回のトレイルランニングは練習の一環でした。

長時間(6時間以上)動き続ける練習
山を走れば足腰の筋トレになる

そんな目的なのでゴリゴリ頑張りすぎず、自然の中を楽しもうと心掛けて挑みました。

最後のゴールまでの5kmは山を抜け、ロードを走ります。日陰がなくなり、灼熱のアスファルトが照り返してきます。
何より45kmも山を走ってきたのだから、疲れていない人はいません。

絶対に歩かない。限界まで走る。

ポツポツと歩いてる人を拾いました。
自動販売機で冷たい物を買ってる人が羨ましかったけどガマンガマン。

5人抜かしてゴールできました。
ホッとして涙がグワッと込み上げました。

5位だったことよりも自然を愉しみながら50kmも走れたことに、8時間も走れたことに嬉しさが込み上げました。

カラダって凄い

こんなことをしてるから目の前の人が健康になると信じて施術ができるんです。
突然できるわけではないけど、少しづつカラダは変わってくれます。
いつも頑張らなくてもいいし、調子悪いとき、具合悪い時もあります。

頑張るツボを押さえて人生楽しめるような施術を心掛けてます。

明日は空いてます。
水曜からは混んでます!

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