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佐渡トライアスロン レース編

準備編(移動、宿など)はこちら

朝の儀式(準備)

2:30起床
3:00朝ごはん

水泳のYouTubeを見ながら朝ごはん
レーススタートの3時間前に済ませる

3:30 ゼッケン貼り
バイク用のドリンクボトルにレッドブルや各種粉物を溶かします。アミノバイタルやスマッシュウォーターなど、疲労回復、足吊り予防などなど。
冷凍庫で凍らせていたものもあります。

トライアスロンっぽい瞬間

4:15 出発、バイクの搬入

全員強者

前日預託もありましたが、宿が近かったのでドリンクや補給食をセットしてから向かいました。

バイクラックにバイクを置いて、横にある大きなカゴの中にバイクとランのための変装グッズを置きます。

私的ポイントはバスタオルの上で足をキレイに拭いてから靴下を履きたい、バイクからランの際は5本指ソックスに履き替えたい。
でも5本指ソックスって履くのに時間がかかる…

靴下って一度足を入れると、脱いだら足の形になりますよね。それで朝の支度をしてる時に5本指ソックスを履いていて、足の形のまま脱いで、ふわっとランニングシューズの上に置いておきました。
実際に履きやすかったです。

5:00 スイムチェック
アンクルバンド(タイム計測)を確認したり
スイムキャップを受け取りました。

5:30 ウエットスーツを着て試泳

6:00 スタート

964人が一斉に海へ向かいます🌊
2km×2周、4kmを泳ぎます。

ロングトライアスロンの中でスイムはウォーミングアップ。
ここ最近のレースでスイムの前半は人混みでもみくちゃにされパニックを起こすことが度々ありました😅
今年はゆっくりスタートを心掛け、後半から余裕があったらスピードを上げる作戦です。

私は小柄な女性なので、水中ではほとんどの人に当たり負けします。

半身を乗られたり
頭をガンガン沈められたり(わざとではない)
足を掴まれたり(コレは故意😤)

感情的になったら疲れるので、自分のペースで進むように心掛けました。

スイムの練習

8月は同じ距離4000mをプールで3回泳ぎました。
プールでは混んでいることもあり通しで泳げません。それでも1時間以上泳ぐことに慣れようとしました。

1周目(2km)がラクではないけど、軽めに余力を残して終わった時に、長距離長時間の泳ぐ練習して良かった!と思えました。

スイム 1h24(422位/964人)47.3%

※分母はスタート人数
去年より2分近く短縮でき、滑り出しとしては上々です。

🚴‍♀️バイク🚴‍♀️
佐渡ヶ島一周190kmの旅

ウエットスーツを脱ぎ、靴下、ゼッケン付け、ヘルメットを被ってバイクの長旅がスタートです。

苦手なバイク🚴‍♀️

去年は泣いたバイク

去年のバイクの結果が散々でした。(8h以上)
長距離にまだ慣れてないことが原因でお尻の坐骨のところが擦り切れ、痛くて痛くて…😭

終わりの方にある山、小木(おぎ)の峠が辛くて涙を流しながら上りました。
トライアスロンで1番辛い記憶です。

この標高図を冷蔵庫に貼り出し、あんな辛い思いはしたくない!とこの1年間はバイクの練習を頑張りました。

日曜は100〜150kmを乗るように心掛け、
峠走をするために輪行袋にバイクを入れて遠征できるようになりました。子供の成長を喜ぶ親のような心境です。

バイクの公式レースに出たことがないので富士ヒルクライムにも出てみました。

自転車の世界は奥深い

今年のバイクは大成功

今回はバイクにこんな張り紙をしました。

自分で自分を励ます

次のエイドまであと○kmとわかるのは励みにもなりますし、水分や補給食の取り過ぎを防げます。
1グラムでも軽くして進みたいので、必要な分だけ補給するのに役立ちました。

そしてバイクを頑張り過ぎないために心拍数の上限を決めました。

年齢によっても最大心拍数は変化するのですが、私(48歳)の場合、有酸素運動の限界(ゾーン3)が129〜146です。

146を超えると無酸素運動になり疲労が蓄積して、フルマラソンを走るスピードを残せません。

実際のところ峠などの長い上りは140を超えました。
坂道を下るときは120くらいになります。
フラットは130くらい。
その平均値が131になったのは我ながら天晴れ☺️

上り坂があるから無酸素領域が多いかな?
課題は多い

バイク 7h47(545位/964人)56.5%

ちなみに去年のタイム、順位は
8h01、72%でした。

計画がキマって嬉しかったです。

フルマラソンで大崩れ

バイクを終え、走り出した時は
そりゃ8時間近くバイクに乗ってたのだからカラダが硬くなってて当然でしょ。そのうちカラダがほぐれるはず。

と走り出しましたが、スピードが全然出ません。

暑さに強いことが自慢の私も日影のない海岸線を走ると暑くて暑くてかなり苦しく感じます。

こんなのは気のせいだ!と何回も自分を鼓舞しましたがペースは6分→7分→8分と早歩きくらいに落ち込んでしまいました。

海岸線の日差しが暑くてオエってなるほどで、商店街の日影に入るとすごくラクに走れます。

暑いからといって水分の摂り過ぎも、取らな過ぎもよくありません。

難しいな…

水やコーラを1杯飲んでから頭や足にかぶり水をして冷やすようにしました。

約10.5km×4周回のコースで2周、ハーフマラソンのところで2時間半もかかり、もうリタイアしたくなりました。
ちゃんと練習して目指していたゴールタイムより1時間も遅いことが嫌で嫌で、メンタル崩壊しました。

今までの大会で「リタイアしたい」と気分的に一瞬思うことはあっても、現実的にリタイアのタイミングを考えることはありませんでした。

辞めたい、辞めたい、辞めたい、辞めたい…

いろんな人の顔が思い浮かびました。
来院者さんの顔、朝のワークアウトの参加者のこと、応援してくれる友達の顔。

リタイアしたら皆さんになんと言ったら良いのかわからないな。遅くても前に進めるうちは進もう。ただココロが苦しいだけで、カラダはどこも悪くない。
頑張ったというより、人とのご縁で進みました。

トライアスロンを辞めるか?続けるか?

35kmくらいのところで女性3人に抜かれました。
その人たちも決して速くはないのですが、私の脚が動かないし、仕方ない。
もう仕方ないとしか…

36kmの最後の折り返しを超えると、私の後続200〜300mのところに女性が6名いてすれ違いました。

その人たちは私なんかよりも脚が動いてるので、抜かされるのは時間の問題です。

前に3人、後ろに6人…

ゴール前に10位近く順位を落としてゴールしたら、もうトライアスロンは辞めるだろうな。

1年間ちゃんと練習して今日を迎えたのに、面白くもなんともない。クソ辛い、クソ苦しいだけのトライアスロンだ。
トライアスロンを辞めるのか??

そう思うと最後は脚が動き出しました。
辞めたくない!ではなく、辞めてたまるか!という感じです。
死にたくない!より、死んでたまるか!
(同じことを2度言ってますw)

最初から頑張れよ!とは思えない
スポーツはメンタル

最後の5kmは死に物狂いで駆け抜けました。
後ろから迫る人たちに背中を見せて、イケる!と思わせてたまるか!と必死になっているうちに、前の女性3人にも追いつきました。

ここからは誰にも抜かされずゴールまで駆け抜けました。
ゴール付近では沿道の人たちの多くから「速い!」と声援をもらい、さらにペースも上がりました。

無事ゴール


もしかして熱中症?

ゴールした日もその翌日も気持ちが落ち込んでました。みんなからゴールするだけスゴイ!とお褒めの言葉を頂き、とても嬉しく少しづつ癒されましたが、去年の悔しさを毎日思い出しては練習してたので、ガッカリしたんですね😮‍💨

どうしてこうなっちゃった??って考えてるとランニングの実力不足以外に原因があるなぁとずっと考えてました。

思い出すとバイクの最中、アタマが痛くて軽い熱中症の自覚がありました。

「軽い」熱中症はランもバイクも練習中に何回も経験していて、水分補給で乗り越えるようにしてましたが、スピードを出そうとするとムリがあるんですね。エンジンを吹かせないというか、馬力が出ないんですよ。
熱中症の練習はしてませんでした😅

それより暑熱順化をもっとやっておくべきでした。暑さに強くても暑熱順化を十分にやってないとチカラが出ないんですね。

今のところ反省点はこんな感じです。
明るい終わり方ではないけど、悔しさが滲み出たままですけど…

泊まったホテルで来年の予約を取りました。
来年こそは‼️結果を出したいです。

歯を見せて笑うのが精一杯
悔しさが滲み出てる顔
自分の足で佐渡観光

こんなところまで読んでくださった方がいたら、最後まで完走おめでとうございます🎊
きっとトライアスロンに向いてますよ💕

次はトレイルランニング
10/8-9 日本山岳耐久レース 
ハセツネカップ

を目指します⛰️71kmを一晩かけて走ってきます。

私の中ではトレイルランニング界の東京マラソン
参加人数も多く強者が集う人気の大会

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