コリには2種類のタイプがある
筋肉のコリには2種類あります。
1、筋肉が縮んだコリ
2,筋肉が引き伸ばされたコリ
どちらのコリも、血行が悪くなって凝っていることは共通しています。
筋肉が縮んだコリ
筋肉が縮んだコリは、新聞紙をグジャグジャっと丸めて広がっている、伸びているものを小さくまとめたようなコリです。筋肉の長さが短くなって血行が悪くなってコリになっています。
力こぶの筋肉であれば、力こぶを作ったまま固まってしまったような感覚です。
このような、縮んだコリの場合は、筋肉の長さが元の長さに戻るように、ストレッチしたり、凝り固まった筋肉をほぐしすことが有効です。
トレーニングでコリを改善とすると、仮に関節を曲げる筋肉が凝っているのであれば関節を伸ばすような、「逆の動き」をしていくことも効果があります。
筋肉が引き伸ばされたコリ
筋肉が引き伸ばされたコリは、ゴムを引き伸ばしたように、筋肉の長さが長くなって凝ります。
筋肉の中には血管が通っています。血管はチューブなので引っ張られると経が細くなります。それによって血液の流れが悪くなってコリになっています。
猫背で背中が丸まっているとお腹側の筋肉は縮んでいますが、背中側は引き伸ばされて長さが長くなっています。
この場合コリを取ろうとストレッチして筋肉を伸ばすと、余計に血管のチューブは引き伸ばされて血行が悪くなってしまいます。またコリを柔らかくマッサージしても、そのときは気持ちが良いのですがもっと筋肉は伸びてしまいコリが悪化してしまいます。
この場合は、ストレッチやマッサージで筋肉のコリを取ったならば、その後はトレーニングで伸び切った筋肉を縮めるように筋肉を使うことが有効です。
どんなコリなのかを見分けてコリを取る
コリを改善するには、引き伸ばされたコリなのか、縮んだコリなのかで対処が逆になってきます。
何でもかんでもストレッチだと、そのときは気持ちが良いのですが場合によっては悪化することもあります。
自分のコリが縮んでいるのか、引き伸ばされているのかを確認するには立ったときの姿勢や、長くとることが多い姿勢でどこが縮んで、どこが伸ばされているのかを意識してみてください。
ボート選手の場合であれば・・・
ボートは座っておこなうスポーツなので、鼠径部は縮んでいますし、坐骨の周りは引き伸ばされていますので、こんな対処法になります。
鼠径部→ストレッチ
坐骨まわり→トレーニング
前回の記事で、コリの正体は脳の省エネによって起こることを紹介しました。今回の記事の内容と合わせて読むと、いつも引き伸ばされていると凝るし、いつも縮んでいれば凝るということが判りやすくなります。