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腰痛を治したいなら「腰痛」を言い訳に利用しない

ウィンドウショッピングをしていて「これ欲しい!」と思った時、人は後づけで、欲しい理由や買うべき理由を考えあわせるものだそうです。
*値段が安いから
*持っている服に合わせやすい
*デザインがいい

人は感情で欲しいと感じ、頭で理由を考えて正当化するのです。

やりたくないものは、やりたくない

「頭では判っているのに行動する気持ちになれない」という場合、そもそも感情がGoサインを出していないのです。

夏休みの宿題がそうです。

色々な言い訳をみつけて、いかにも正当な理由のように自分を納得させます。しかし親にはそんな言い訳は通用しない。

「屁理屈こねてないで、早くやりなさい!!」一蹴です。
でも、「やりたくないものは、とにかくやりたくない」のです。

逆にゲームは「やるな!!」と言われてもやめません。
*きりが付くまで・・・
*あと10分だけ・・・
*友達もやっているし・・・

「やりたいことは、とにかくやりたい」のです。

感情が先、頭で考えた言い訳は全部後づけなんです。

腰痛が治りづらい人の心の中

「腰痛があることにメリットを感じている」という場合、その方の腰はなかなか治りません。

口では「腰痛を治したい」と言いますし、実際、病院に行ったり、整体院に通ったりしているのですが、心の底では治したくないのです。
これは腰痛を持っている本人も気がついていなかったりします。

腰痛のメリットは人それぞれですが、カゼを引いて熱を出した子供に置き換えてみると判りやすいかもしれません。例えば・・・

*優しくしてもらえる。気遣いしてもらえる。
普段はガミガミ言うお母さんもとっても優しくなります。お手伝いもしなくていい。・・・だって熱があるから

*学校を休める。
堂々と学校を休めます。朝もゆっくり眠れます。・・・だって熱があるから。
普段は見られない昼の情報番組を布団の中で見るという、新鮮な感覚を味わった記憶があります。

アスリートの場合・・・

「・・・だって腰が痛いんだから」は危険なフレーズです。腰痛を言い訳に利用している印です。

*きつい練習をしないくて済む。・・・だって腰が痛いんだから
*レギュラーになれなかった。でも仕方ない。・・・・だって腰がいたいんだから

試合で思ったような結果が出なかった場合でも、「腰痛のせいにする」という保険をかけておくことができます。

実際に、結果が出なかった理由が腰痛にあったとしても、保険をかけている時点で気持ちが100%勝利には向かっていなくなってしまいます。

腰痛がなかなか改善してこない場合

腰痛を治したいと本気で思っている。・・・つもりになっているだけなのかもしれません。
腰痛があることでのメリットを感じているから、感情(潜在意識)では治らなくてもいいと思っているのかもしれません。

「だって腰がいたいんだから・・・」が頻繁に頭に浮かぶようであれば、「本当は治りたくないのかも」を疑ってみてください。

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