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「吐くこと」が大事

慢性腰痛の患者さんは、腹式呼吸を習得しないと一時的に腰の痛みが無くなったとしても、必ずまた痛くなります。そのため、整体で腰の痛みをとったとしても、呼吸の指導をおこなうようにしています。

呼吸は吐くことが大事

「では、肺の中の空気を無くすように、息を吐いてください」と言うと、多くの患者さんは、まず息を吸い込んでから吐き出そうとします。

多くの人は吐くことよりも吸うことに重きを置いています。
しかし、息を数にはまず吐かないと吸うことはできません。

息は吐いた分しか肺の中には入ってきません。
もし、吐いた分以上に空気が入ってくるとしたら、呼吸を繰り返しているうちに肺はドンドン膨れてきて、そのうち破裂してしまうかもしれません。

エレベーターでは、中の人が降りてくれないと乗り込むことはできません。満員電車も同じです。

言葉であっても「出入り口」と言います。
「入出口」とは言いません。

食事も、食べてばっかりで、出さないのは便秘です。
出せば、すっきりおしいく、気持ちよく食事ができます。

知識も、インプットよりもアウトプットが大事だと言われ、多くの書籍も出ています。

呼吸はまず吐く。
それも吐ききることが大事です。
吸うばっかりだと、新しい空気は入ってきませんので

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