整体は体調が良い時に受けると効果が高い2
現状に満足してしまうとそれ以上の成長はない
人が、今よりも良くなりたい!成長したい!と思うのは、現状に満足していないからです。人は現状となりたい理想のギャップを埋めたいと思うものなのです。
ダイエットであれば、今の自分の体重があって、理想の体重があるから、そのギャップを埋めたいと食事制限や運動をしようと思うのです。
ほうれい線が気になるのは、「自分にほうれい線がある(自分は歳をとった)」ということを知っているからで、ほうれい線は若いときには無いことを理解しているから気になるのです。
鏡をで自分の顔を見なければほうれい線があることを知りません。
また、ほうれい線は年をとるとできてくるということを知らなければ、深いシワが刻まれていたとしても気にならないはずです。
鏡というものがあるから現状を確認することができるのです。
健康も比較から始まる
定期的に整体を受ける人というのは、「体の良い状態」というのを知っている人です。
姿勢が良くなったり、体が軽くなったり、痛みが無くなったりと、整体を受けると、体が整うということを知っているのです。
たとえそのときに体調の悪さの実感は無かったとしても、整体を受けると体調が良くなる。イコール、自覚する体調不良は無かったけれど、改善されてみてはじめて体調不良があったことに気づくということです。
体調を「痛いか痛くないか」だけを判断材料にしていると、「痛くない」だから健康となってしまい、小さな体の変化に気づかないまま痛みが出てくるまで、自分は健康なんだと気づかないのです。
だから、みんな「早期発見」と言って年に一回の健康診断や人間ドックを受けるのです。不健康な実感は無かったとしても、検査の数字や画像が健康から外れていないか確認するのです。
鏡を見てほうれい線を確認するように、整体を現状の体の状態を確認するという視点で受けるようになると、健康にたいする意識が変わってきます。
特に体調が良いと感じているときほど、整体を受けると今よりも更に体調を改善することができます。
整体をする立場としても、痛みを取るという「足かせ」が無い状態で体を調整することができるので、根本から体を変化させることに集中することができます。